- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393365410
作品紹介・あらすじ
いつも相手に尽くしてしまう。大切にしたい、大切にされたい思いが強すぎて、うまくいかない…。
共依存は、夫婦、親子、職場関係、どんな間柄でも起こりうる「自己喪失の病」。カウンセラーが長年の経験を基にその仕組みを明らかにし、とことん実践的な打開策を提示する。
感想・レビュー・書評
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物や人、あらゆるものに依存する傾向があり、治したいけど治せない、似た問題がループしてしまう方にオススメの一冊です。依存の根っこは「寂しさ」や「生きづらさ」などの負。そんな心に空いた穴を自分の外側に存在するもので心を満たそうとしているみたい。でも、そんなの出来っこなくて、空いた穴を埋めることができるのは自分だけ。物に縋って、人に頼って、最終的に何も解決しない、手に入れる前の虚無感に襲われるループを脱する手段が書かれています。
インナーチャイルドとの対話、とても効きました。
認知療法に近いのかな。幼い自分を見つけた時、幼稚園のお迎えいって手を繋いで帰るようなイメージを持てた。そのくらい心が温かくなった。自分で自分を育児し直そうって思えた。
「苦しみから抜け出すためには、未完の仕事に向き合うこと。辛いけど、新しい問題のヒントになる」
「抱えきれない荷物を持ってふんばる状態に慣れてしまっている今よりも楽になるためにその力を向けてみよう」
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一気に読めた。優しく厳しく書かれている。まさか作者、男だとは。
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共依存について、広く浅く述べられている。入門書としては適しているかもしれない。一度この分野を読んだ人にとっては少し物足りないだろう。
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共依存からの脱却法を記した本
海外翻訳ものと比べて事例が少なく文章も平易で読みやすかった。
タイトルから浪花節的なものを感じて躊躇してしたがしっかりとした実践の本で共依存を学び脱却したい人へおすすめしたい一冊です。
著者の他の本に内容の重複がありますが、自分はこの本がすっきりまとまってると感じました。共依存はこの一冊で十分かな。
依存性の有無によらず生きづらさを感じる方の生活にも応用が利くスキルと思います。
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共依存について分かりやすく書いてあります。
私は恋愛においての共依存の傾向が強く読み始めましたが、それ以外の親子、職場などでの共依存についてのパターンも書いてあります。
終盤にかけて共依存を改善していく方法が書いてありますが、分かりやすく、実践しやすいのではないかと思います。
私もまずは書に沿ってインナーチャイルドの癒しから始めていきたいと思います。 -
わかりやすく共依存について書かれている。
自分自身も当てはまるのではないかと思われる所もあり、考えさせられた。