村上春樹クロニクル BOOK1 2011~2016

著者 :
  • 春陽堂書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394190240

作品紹介・あらすじ

村上春樹の全作品を読み、また1985年から村上春樹を取材し続けた文芸記者による、10年間の春樹読解の記録。「わかりそうでわからない」春樹作品にちりばめられた謎を、作品の細部を読み込み、「惑星直列」のようにつなぎ合わせ、解き明かしていく。
東日本大震災の直後から10年間、地方紙と共同通信のwebサイト「47NEWS」にて毎月連載されていた
「小山鉄郎の村上春樹を読む」を待望の書籍化! 全114回の連載を2分冊で刊行。

デビュー作から一貫して持ち続けている「歴史」と「戦争」という主題について、「青」をはじめとした「色」の意味、「4」や「208と209」、「8月15日」といった数字にこだわる理由、T・S・エリオットからの影響や、村上春樹の「ブーメラン的思考」とは何か―― 村上春樹の、一番わかりやすくて、一番深くて、一番楽しいガイドブック。
村上春樹がまた読みたくなる!

感想・レビュー・書評

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  • 解説本。この続きはしばらく読む気にならないかも。

  •  これは全てを読めたわけではなく、拾い読み。現時点では。事典みたいだから。同じテーマを螺旋状に深めているのは勉強になった。

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著者プロフィール

著者略歴

小山鉄郎(こやま・てつろう)
1949年、群馬県生まれ。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。村上春樹作品の解読や白川静博士の漢字学の紹介で、日本記者クラブ賞受賞。著書に『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』『白川静さんに学ぶ 漢字は怖い』(共同通信社・新潮文庫)、『白川静入門 真・狂・遊』(平凡社新書)、『村上春樹を読みつくす』(講談社現代新書)、『村上春樹を読む午後』(文藝春秋、共著)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『大変を生きる―日本の災害と文学』『文学はおいしい。』(作品社)『あのとき、文学があった―「文学者追跡」完全版』『白川静さんに学ぶ これが日本語』(論創社)など。
2009年から白川静博士の業績を学ぶ同人会「白川静会」の事務局長を務めている。

「2021年 『白川静さんに学ぶ 漢字がわかる コロナ時代の二字熟語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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