建築のアイデアをどうまとめていくか?―もうひとつのテーマは「都市への戦略」 (エスキスシリーズ)

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  • 彰国社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784395200535

作品紹介・あらすじ

設計の最初のアイデアを、どうやって発展させて建築のデザインにまでもってゆくのか。これまで誰も教えてくれなかったアイデア開発のプロセスが、茨城県営松代アパートの共同設計と、東京大学での課題設計の経験を通して、実践的に語られる。これらの事例は、同時に、建築が現代都市に有効にかかわるための具体的戦略としても読めるように編まれている。もちろん、そのほか集合住宅の設計についてなど、二重三重に仕組まれた本書は、建築系学生のみならず、教育者や実務に就く建築家・都市計画家にとっても、多くのさまざまな示唆を含む。

感想・レビュー・書評

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  • くだけた文体で読みやすい。アイデアをまとめるリサーチ・案だしとセッション・コンセプト出し・設計の流れが(主にチーム戦に主眼を置いて)語られていてためになるほか、さまざまなアイデアそのものの背景や文化についての特別講義も収録されている。
    本そのものがちょっぴり古いので内容(特に都市の現況について語られている部分)は検証が必要だけれど、現在にも通用する考え方が多くためになる。

    著者自身の見解が多く紹介されているのもアツくていい。

  • 画像がないのが残念。
    黄色のカバーに?の数字。

  • 住宅、そして小学校の設計課題が終わった段階などのタイミングで休み中にひととおり読んでおけば、新学期を向かえて集合住宅を設計するときに非常に目の前がクリアーになるかも知れない。題名はアイデアをどうまとめていくのか、という書き方をしているが、それよりも集合住宅のあり方という考え方を多く示していると言える。もちろん題名に即して、ある程度設計課題をやってきた人に向けて、もう一段回ステップアップした思考をするにはどうしたらいいかというヒントを数多く示してくれていることも事実でありエスキスシリーズ?として不足のない充実した一冊。他の本と同じく勉強が進んでからまた読み直すとその時点での発見が見いだせるのでぜひとも購入して手元に置いておきたい。?と同様強烈な影響を受けてしまいやすいのでネタをぱくることなく自分なりに消化するようにした方が良いと思われます。

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プロフィール

大野 秀敏
大野秀敏:東京大学名誉教授/建築家

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