カタチから考える住宅発想法 「空間づくり」をはじめるための思考のレッスン
- 彰国社 (2016年9月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784395320745
作品紹介・あらすじ
思考の糸口をカタチから探り手を動かす勇気を与える本!
感想・レビュー・書評
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電子ブックへのリンク:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000107335(学外からのアクセス方法:1.画面に表示される[学認アカウントをお持ちの方はこちら]をクリック→2.[所属機関の選択]で 神戸大学 を選んで、[選択]をクリック→3.情報基盤センターのID/PWでログイン)
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大学に入ってから、空間づくりに興味を持ち始めており、将来も建築系で進みたいので、この本を手に取ってみた。空間とカタチ、立地環境とカタチ、機能でまとめるカタチ、室のまとまりがつくるカタチ、ちょっとした居場所のカタチという5つのチャプターで構成されている。私が特に面白いと思ったのは空間とカタチである。家=仕切られた空間、個々に閉ざされた空間というイメージであったが、本書には固定概念は存在しないように思える。本書には壁と床のバラバラで曖昧な状態でも家として、カタチを楽しんでいるように思えた。バラバラな壁や床の集まりに高いデザイン性と開放感を感じることができる。
大学の授業でも時代や社会背景によって住宅は変化していくと習ったが、今までにない新しい住宅ができたら面白い、と本書を読んで感じさせられる。
建築に携わった際には、固定概念に縛られることなく新しい発想で空間づくりをしたいと思わせてくれる1冊だった。読んでいてワクワクし、大変興味深かった。 -
チャプター1/2は、建物形状や土地に対する建物のレイアウトの工夫がほとんどで、面積制約の大きい自宅には応用が難しそう。
後半は、ゾーニング、動線関係の記述が深い。
再度、熟読した方が良さそう。 -
読んでるだけでも頭が柔らかくなりそうなカタチのアイディアがいっぱい。建築の設計が楽しくなる。これからもたくさんの居心地の良い空間づくりのカタチをストックしていきたい。