ウッツォンの窓の家 マヨルカ島の《キャン・リス》をめぐる断章

著者 :
  • 彰国社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784395321360

作品紹介・あらすじ

ウッツォンは<シドニー・オペラハウス>の設計者として著名だが、彼の真面目は、その挫折後に愛する家族のために建てた<キャン・リス>にある。著者は、この家に3週間滞在し、ウッツォンの目線の位置に自らを置き、彼が「窓の向こうの世界」に見ていたものを文章と写真でたどっていく。

感想・レビュー・書評

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  • シドニーのオペラハウスをデザインしたウッツォンがマヨルカ島に奥さんのリスのために作った窓の家。その設計図や詳しいサイズ、窓から見える時刻を追った風景など、丁寧に紹介している。
    著者は数日この家に泊まったこともあるという。
    ウッツォンはこの家に暮らしたが、別棟の作りになっている事もあり晩年は別の家を作ってそこで暮らした。そちらも見てみたい。

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著者プロフィール

新潟県生まれ。建築史家、博士(学術)。
慶応義塾大学大学院博士課程単位取得退学。コペンハーゲン大学留学後、東北芸術工科大学、東京藝術大学を経て、
2022年より東京家政大学准教授。慶応義塾大学、中央大学等でも非常勤講師を務める。
2016年より一般社団法人東京建築アクセスポイントを設立し、代表理事を務める。
近現代建築の魅力を一般に広めようと各種建築ツアーを実施。
主な著書に『近代ニッポンの水まわり』(学芸出版社)、『北欧モダンハウス』(学芸出版社)、
『北欧建築紀行』(山川出版社)、『ウッツォンの窓の家』(彰国社)、『アルヴァ・アアルト もうひとつ の自然』(国書刊行会)。
東京建築アクセスポイント http://www.accesspoint.jp

「2022年 『山手線の名建築さんぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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