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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396110659
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
「国破れて山河在り」「昔聞く洞庭の水」「白髪三千丈」…。
古来、誰もが暗誦した唐代の名詩。
その作者たちは、多くが科挙の合格者であり、青春の輝きを謳歌した。
しかしまもなく世知辛い現実に直面して、エリートだった自分もまた敗者であるということを知った。
酒食に憂さを晴らし、友と別れ、旅情に涙し、望郷の念に胸を焦がしながら、詩作にわが身の哀歓をぶつけたのだ。
当時の詩人たちの心情が、現代日本人のそれと何ら変わらないのに驚かされるだろう。
本書では、字句や文法の吟味は横において、詩本来の内容やリズムを肌で感じられるような訳を試みた。
[ 目次 ]
1 サラリーマン人生
2 人生の哀歓
3 飲食
4 青春
5 友情
6 旅情
7 望郷
8 戦乱
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この作者はもっと本を出すとよいと思います。あまり他に無い切り口のものが多く、勉強になります。
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