「世界遺産」の真実---過剰な期待、大いなる誤解 (祥伝社新書185) (祥伝社新書 185)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396111854

感想・レビュー・書評

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    世界遺産の歴史をあまり知らなかったので、この本を読んでより世界遺産のことを知る事ができました。特に世界遺産に登録される基準、世界遺産が作られたきっかけなどを知り、世界遺産の見方が変わったと感じました。
    世界遺産は遺産を守るために作られたものだから、世界遺産に登録されていても、多くの観光客にとって価値を感じられるわけではないと指摘されていて、世界遺産について改めて考えさせられました。そもそも世界遺産とは何かを知らない人も多いと思うので、この本を読んでほしいです。

    愛知大学OPAC
    https://libopac.aichi-u.ac.jp/iwjs0012opc/BB00830460

  • 世界遺産の問題点について考察しています。
    世界遺産の裏の事情など今後の課題などの考察もされています。
    より深く世界遺産について考察するのに参考になるでしょう。

  • 世界遺産の誕生によってそれまで遺産という言葉に引き継がれていくものという若干相続、フローのニュアンスがあったが、保存して行くべき永久資産、ストックの意味合いに変わったという点で価値が高いのではないか。1000件以上登録が進んで登録の価値や意味合いが変化しているのは否めないが

  • 漠然としていた世界遺産がよくわかった。

  • 世界遺産とは何か?という考えされる一冊。サブタイトルにもあるように「世界遺産」という言葉に過度な期待をしているし、そこに誤解もあると思う。
    なぜ、そこが世界遺産になることができているのかということを理解しながら巡ることが重要で、旅行会社も時間をかけて周遊してもらうプランを提示できなければこれからの時代厳しいだろう。

  • 世間に溢れる単に世界遺産を紹介するような本とは違う。
    世界遺産とは何か?
    正しく向かい合わなくてはいけない。

  • 85ページ
     少なくともけう稀有な存在
      ◆けう稀有→稀有

    267ページ
     正鵠を得た批判にはきちんと答えて
      ◆得た→射た

  • 資料ID:92113613
    請求記号:
    配置場所:新書コーナー

  • 世界遺産の現実と課題をまとめた良書。地元・大森勝山遺跡が暫定リストに加わっただけに、これを参考に保存活用にかかわりたいと思います。

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著者プロフィール

1960年、愛知県生まれ。東京大学教養学部卒。NHKディレクター、高崎経済大学特命教授を経て現在、京都光華女子大学キャリア形成学部教授。NPO産業観光学習館専務理事。

世界遺産、産業遺産、近代建築、交通、観光、郵便制度などの取材・調査を続ける。「世界遺産検定」で世界遺産マイスターを取得。

著書に『旅する前の世界遺産』(文春新書)、『郵便局を訪ねて1万局』(光文社新書)、『日本のシルクロード』『観光地お宝遺産散歩』『高速道路ファン手帳』(以上中公新書ラクレ)など。祥伝社新書から『世界遺産の真実』『それでも、自転車に乗りますか?』を上梓。

「2019年 『観光公害 インバウンド4000万人時代の副作用』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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