睡眠と脳の科学(祥伝社新書) (祥伝社新書 356)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396113568

感想・レビュー・書評

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  • スマホの操作は就寝2時間前に終えるのが理想。
    睡眠時間は7時間が理想。
    カーテンはなるべくやわらかく薄い色合いのものにする。
    成人には原則的に昼寝は必要ない。

  • 仕事柄、睡眠不足や不眠症気味の方と関わることが多いため、夜勤明けの対策など得られる知識が多かった。

    特に、メンタルと睡眠との関係は、個人的に興味深かった。

  • 著者は精神神経科の大学教授。
    172ページとコンパクトに睡眠のメカニズム
    睡眠と脳の関係、睡眠術について
    エビデンスを取捨選択して添えて説明している。

    レム睡眠は大脳の生育
    ノンレム睡眠は脳のリペアをしているということで
    朝方の浅い眠りにも意味があるのだ
    ということがわかった。

  • 個人的には睡眠に問題を抱えていると思ってるんです.後半の方に病気についても紹介されているけど,多分違う.単純に,前半に紹介されいるとおり,睡眠時間が短いからかな,とちょっと反省なのです.とは言いつつも,夢を覚えていることがほとんどなしというのが悪くないのがわかってよかった.そして,睡眠を削ることの無意味さも.
    それ以外に記憶を覚えさせる方法や夜の照明,徹夜の対処法もわかったよかった.ちなみに去年行ったチュニジアでの過ごし方は最悪だった.日本時間と同じように過ごそうとしていたからね.どおりで時差ボケが直らなかったはずだ.

  • わかりやすい記述だけど、類書と違った記述があったり、「ちょっとその実験からその解釈を引き出すのは強引では?」というものがあったり。

  • 睡眠に関するスタンダードな内容で特に目新しい内容はなかったです。

  • よく寝た!と思って目覚めるのはだいたい土曜の昼過ぎ。むしろ寝過ぎたことに対しての後悔があることは否めない。平日、毎朝早く目が覚めても「よく寝た!」と同様の感想が持てないものか。薬に頼らない睡眠改善を図りたいものである。また、30歳を手前にして、疲労回復や睡眠への投資が増えてきたのは、身体が自然と老いを感じているからなのかもしれない。

  • 第53回「よりよいねむりのために...」
    三葛館新書 491.37||KO

    睡眠のメカニズムや快眠のための環境に加え、状況別の睡眠法が紹介されています。「夜勤が続く時」「一夜漬けで勉強したい時」「熱帯夜に熟睡したい時」「半年後の試験に向け、記憶力を高めたい時」などなど!気になった方はぜひ本書を手に取ってみてください。
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=68619

  • 思えば、小・中学生の頃から睡眠下手になり、高校で劇的にひどくなり、大学生でなんとか綱渡りで持ち直したけど、未だに睡眠に振り回されている。
    高校大学だと、26時間くらいの周期だった。昼夜逆転なんて当たり前。睡眠薬が効いた試しもなく。結局のところ自分が本腰入れて治そうとしなければ辛いまま。
    ここ最近、いろいろ思うことやることがあって、睡眠と体調のバランスが崩れて停滞しているので、自戒の意味も込めて読んだ。
    おそらく私からスマホやらネットを取り上げれば、状況は改善するんだろう。寝足りない。朝起きられない。意志が弱い。堕落してる。ずっと寝ていたい。

    記憶も体調も睡眠次第!土日も同じ生活にする。
    『21時から0時までの3時間の勉強より、朝5時から8時の方が頭に入る。だから、無理をしてでも1〜2時間早く寝て翌朝、勉強したほうがいい。』
    『勉強は“朝に前倒し”にしたほうがいいのです。うしろ倒しにしていくと、睡眠の質が悪化して絶対にうまくいきません。したがって、自然光のあふれる早朝から昼間にかけて勉強することこそ、勉強の効率を高める方法と言えるでしょう。』

  • 一般的なことが簡潔にまとめてあってわかりやすかった。でも、この本特有に得られる知識は少なかった。

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著者プロフィール

杏林大学名誉教授・医学博士
1971年に慶應義塾大学医学部卒業、88年に医学博士、90年に杏林大学医学部精神神経科学教室助教授、99年に杏林大学医学部精神神経科学教室主任教授、2016年に杏林大学名誉教授に就任。現在、東京都杉並区のメンタルクリニックいわおで診療を続ける。
精神保健指定医、日本精神神経学会認定専門医、日本臨床神経生理学会認定医・名誉会員、日本催眠学会名誉理事長、日本薬物脳波学会副理事長を務める。著書・テレビ出演多数。

「2023年 『毎日脳活スペシャル ねこのまちがいさがし1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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