「超・長寿」の秘密――110歳まで生きるには何が必要か (祥伝社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396115722

感想・レビュー・書評

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  • ホリエモンチャンネルで知って読んだ。
    YouTubeの時の分かりやすい語り口よりも少し読みづらさもあったが、勉強になった。

    良い習慣を作って、臓器の記憶を少しでも良い思い出として貯めていこう。

  • 100歳は6万人、110歳は146人。
    強靭な脳、筋肉骨格、胃腸が三種の神器。
    女性のほうが110歳以上は少ない。足腰が弱くなりやすい。
    ただし、100歳は、女性が多い。がんや感染症に対して抵抗力がある。

    身体障害が圧縮されることが超長寿の秘訣。
    長生きが幸せになるのではなく、幸せ感を持ち続けているから長寿になる。

    血液型による性格診断は非科学的。ただし、110歳にはB型が多いのは事実。

    「腸!いい話ー病気にならない腸の鍛え方」

    臓器のドナーがその記憶をとどめて、移植者に蘇る可能性。
    「見知らぬ心臓」

    断食は、臓器の良い記憶をもたせる。
    ケトン体はエピゲノムを変化させる。断食によってケトン体を使える体にすると太らない。

    臓器の遺伝子のダメージが長く続くと好ましくないエピゲノムの変化が起きる。

    ハダカデバネズミはがんにならない。たんぱく質が丈夫で壊れない。

    「臓器の時間ー進み方が寿命を決める」

    ヤマメがサクラマスに変わる。遺伝子がうまく使われた。劣る遺伝子を持っていても、その特性を強みに変える。
    「幸福寿命^ホルモンと腸内細菌が導く100年人生」

    ミトコンドリア健康法=ミトコンドリアを鍛える。

    3つのホルモン=グレリンと空腹、ナトリウム利尿ペプチドと運動、オキシトシンとふれあい。

    「なんでもホルモンー最強の体内物質が人生を変える」
    「大便力ー毎朝、便器を除く人は病気にならない」

  • 寿命がどれくらいかは天のみぞ知るで、長寿の方法論は一般論に過ぎないとは思いますが、生きてる限り、健康でいたいと思うのは人情ですね。2015年の国勢調査で、長寿エリート、100歳以上は6万人以上(2000人に1人)、110歳以上は146人(90万人に1人)だそうです。長寿の三種の神器は「強靭な脳」「筋肉・骨格」「胃腸」だそうで、超長寿の源泉は「ハツラツ脳(快食・快便)」「ツナガル脳(コミュニケーション)」「ワクワク脳(楽しさ・学び・笑い」だそうです。

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著者プロフィール

慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教授、医学博士。1957年、京都市生まれ。京都大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。ハーバード大学およびスタンフォード大学医学部博士研究員、京都大学大学院医学研究科助教授などを経て現職。国際高血圧学会副理事長、日本肥満学会理事も務める。専門は内分泌学、高血圧、糖尿病、抗加齢医学。世界ではじめて「メタボリックドミノ」を提唱した。高峰譲吉賞、井村臨床研究賞など受賞多数。著書に『臓器の時間』『「超・長寿」の秘密』など。

「2022年 『いい肥満、悪い肥満』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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