裸の資本論――借金返済50億円から学んだおカネの法則42 (祥伝社新書)

著者 : 村西とおる

• 祥伝社 (2021年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「全裸監督」が会得した、おカネの結論とは
AVの帝王・村西とおる。1988年に設立したダイヤモンド映像の最盛期の年商は100億円。
豪邸に有名女優を侍らせ、贅沢の限りを尽くした。しかし投資の失敗により、負債総額50億円で倒産する。
その後、命すら危うい過酷な取り立て等を経て、借金を完済した。
利息のための体を張った〝ご奉仕〟、立ち食いソバ屋経営で知ったカラクリ、
借金を踏み倒した男との偶然の再会、大企業の役員が頭を下げて依頼した裏ビデオ制作、
カリスマ経営者たちの知られざる過去、ヤクザの愛人となった女優のカネまみれの人生などなど、
波瀾万丈な人生で経験したエピソードと共に、たどりついたおカネの結論を記す。
おカネに振り回されずに、人生をおもしろく生き生きと過ごすにはどうすればいいのか――。
本書には、その答えがあります。

※本書は、2017年に双葉社より刊行された『裸の資本論――借金返済50億円から学んだおカネの法則41』に
1法則を加え、全体を修正して新書化したものです。

(以下、目次)
第1章 おカネは魔物
第2章 おカネを稼ぐ
第3章 おカネを増やす
第4章 おカネを使う
第5章 おカネを貸す・借りる
第6章 おカネを愛する

感想・レビュー・書評

[能戸淳（じゅんじゅん）さんの感想 · 2022年6月18日]

やはりこの方だ。
人生の艱難辛苦を味わった男だからこそ出てくる言葉の数々。
素直に、沁みた。

[garboflashさんの感想 · 2022年2月23日]

全裸監督でおなじみ村西とおる氏がお金について書いた本です。
経歴がバー勤務→百科事典のトップセールス→ゲーム機のリース業→ビニール本・裏本の制作販売→AV業界に進出→衛星放送事業に投資して50億負債で倒産→50億完済という人ですから、この人がお金について書いた本が面白くないはずがない。
お金がない幸せということで、これまで4度の文無しの経験を得て学んだことは「足るを知る」とかいてるのはとにかく重いなと思いました。

[nksntks0922さんの感想 · 2022年1月17日]

読了。まともなことがかかれていたと思った。

[isokenさんの感想 · 2021年8月13日]

命かけて丸裸で生きている、正しく差別意識もなく、あるがまま。素晴らしいと思う。
金にこだわるのでなく、その仕事にこだわって生きる。しかし、私はある程度のベースがある前提だと考える。ここまで波瀾万丈の根性が無い。　やはりデカイ人間だ‼️

著者プロフィール

本名・草野博美、職業・AV監督。1948年、福島県生まれ。1967年、福島県立勿来工業高校卒業後に上京。1970年、英語の百科事典『エンサイクロペディア』のトップセールマンとなる。その後、紆余曲折を経て1978年、AV業界に進出し、1988年にダイヤモンド映像を設立。黒木香、松坂季実子、卑弥呼らを擁し、最盛期の年商は100億円。しかし1992年、衛星放送の投資に失敗、負債総額50億円で倒産する。その後、タオル販売、蕎麦店経営、アダルトグッズ販売などを経て借金を完済、現在に至る。

「2021年 『全裸監督が答える不道徳で世界一まっとうな人生相談』 で使われていた紹介文から引用しています。」