東京名所 今昔ものがたり (祥伝社黄金文庫)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396316204

感想・レビュー・書評

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  • 生まれ育った東京なのに、知らないことが少なくない。歴史の教科書で学んだことと土地の記憶とが、自分の中で切り離されていることがよく分かった。これってあの人が、あれってこの場所で、ということが多く、そのトリビア諸々が面白かった。

    江戸時代の町づくりというのは、現代のそれよりはるかに町全体を見渡し、そこに住む人のことを考慮し、長期的な視点でなされていたように思う。幕府という絶対権力があったからできたことだと著者も指摘するが、個人的には現代でももっと景観を考え、歴史を大切に、その土地の自然や特徴を考えながら、広範で長期的な視点での町づくりをしてほしいと思っている。

  • 東京の町を訪ねて歩く

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著者プロフィール

作家・江戸歩き案内人。各地の歴史の痕跡を、歩いて、探して見出すことにこだわっている。江戸・東京23区内に詳しいが、近年は全国の城下町紹介など地方にも力を入れている。執筆のみならず散策講師も年数十日務める。「おはよう日本」「タモリ倶楽部」「美の壺」などテレビ出演も多数。
主な著書に「新発見! 江戸城を歩く」「江戸の大名屋敷を歩く」「江戸の神社・お寺を歩く」(以上祥伝社新書)、「美しいNIPPONらしさの研究」(ビジネス社)。

「2024年 『日本百城下町 ゆったり街さんぽ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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