医学常識はウソだらけ 実践対策編 分子栄養学が教える正しい食事と運動 (祥伝社黄金文庫)

著者 : 三石巌

• 祥伝社 (2018年2月15日発売)

感想・レビュー・書評

[wankoronyanさんの感想 · 2019年5月16日]

うさん臭い本を読んでみた。健康法はウサン臭い物ばかりだから、話半分のつもりで読んだ。書いてあること試したくなった(^^♪

　もともとダルビッシュだかのツイッター関連で知った本。高タンパク質の重要性とビタミンの重要性を知れるからと読んでみたいと思っていた。

　ようは長生きじいさんの長寿の秘訣。でもこのじいさんが唯者じゃなかった。物理学者のガチ理系の理論派だった。感情論じゃなく、自分の仮説を自分で実証する、科学者らしいスタンスの健康法。まぁその健康法の被験者がはっきりしないから結局情報の信頼度は高くないけれど、実体験を話されると自分もやりたくなっちゃう。お手軽だし。薬を飲むわけでもないし。

　高タンパク質な食事と、スカベンジャーのビタミンをふんだんに摂取すれば健康でいられる。これは楽だしやってみたい。これってイヌイットみたいな生肉食う生活が理想なんだなー。やはり野生に帰るのには意味があるんだなー。

　
　自分はプロテインを飲めないので、ゆで卵をしっかり食べようと思う。生卵は良くないというのは、「たしかに！！そうだと思った！」なんでも生卵かければ美味しくなるっていう人おかしいよね。きちんと火を通そう。

[dragoniaさんの感想 · 2021年7月2日]

短い本だがちゃんと読み取るにはよく考えながら読む必要有り。
化学の知識も栄養学の知識も多少はないと理解できないと思うが、きちんと読み取ればとても役に立つ本。

[watashino-honndanaさんの感想 · 2020年8月15日]

なんだかとんでも無いことが書かれている。やっぱり医療だけを信じてはいけないのかも...
分子生物学...栄養の取り方で、全身ケロイドの皮膚がほぼ治る...という事実に驚きを隠せない。

良質のタンパク質・ビタミン類・活性酸素を除去するスカベンジャー、これらを日常的に..つまり食品で摂取することで健康で長寿を全うできるということなのか？
...だとしたら凄い！

著者は快眠・快食・快便だけではいけない。人間はそれに社会参加をすることも大事だとしている。
まさにその通りだと思う。

また一方で
人間は個体によってDNAレベルで構造が違うとも書かれており。その個体が必要とする栄養素やその量・バランスも異なるようである。

となると...
まずは自分のDNAを調べ、どの栄養素とそのバランスを確保すればいいのか？？
謎は深まるばかりだが、著者の開発した「ヒトフード」というのもがあるらしい。
　興味津々である。

[zyasuminnteaさんの感想 · 2018年5月3日]

物理や化学が好きな人にはふむふむ納得できるのかも。
読んでて疲れた読んだだけ＿|￣|○

[ucym100さんの感想 · 2018年3月8日]

ブドウ糖を食物から摂取できない時、肝臓でタンパク質(CHON,CHONS)から糖(CHO)をつくる
　誘引　ストレス、血糖低下→コルチゾール
　出来る過程で尿素、尿酸がができる

ライナスボーリング　ノーベル化学賞と平和賞

生体を働かせる電池　ATP
人間は一日あたり体重より多い７５キログラムのATPを作らなければならない

エネルギー源　脂肪酸とブドウ糖

細胞でエネルギーをつくる方法　好気性代謝と嫌気性代謝

酸素をつかってエネルギーをつくるのはミトコンドリア

酸素を使うと一部が活性酸素になる

活性酸素除去物質　活性酸素スカベンジャー　ビタミンC ビタミンB2

食生活　高タンパク、メガビタミン、スカベンジャー

プロテインスコア

ヒドロキシラジカルのスカベンジャー　尿酸、カルチノイド、ビタミンE、ヒスチジン

スカベンジャー　ビタミンE、C,B2、A

活性酵素とスカベンジャー
ヒドロキシラジカル　　尿酸、カルチノイド
一重項酸素　カルチノイド、ビタミンE,A,B2
過酸化水素　カタラーゼ、グルタチオン、ペルオキシダーゼ、
スーパーオキサイド　ユビキノン、ビタミンC、SOD

卵のプロテインスコア　100
プロテインスコア　体のアミノ酸比率と同じ比率をもつ蛋白食品のプロテインスコア 100とする

自分で作れないアミノ酸　必須アミノ酸（不可欠アミノ酸）

プロテインスコアの低いタンパク質　尿素、尿酸ができるので、腎臓が悪い人には禁物

食べていけないのはマーガリンとショートニング

著者プロフィール

1901年、東京生まれ。東京帝国大学理学部物理学科卒。同大学院修了後、多くの大学で教鞭をとる。還暦を機に医学にも造詣を深め、「分子栄養学」を創設。科学読み物の古典『ロウソクの科学』の訳者としても有名。1997年1月、死去。その2週間前まで、雪山でスキーを楽しんだ。担当医は「ガンなど一切なく、臓器はすべて正常でした。三石理論でガンが予防できることを、ご自身の体で証明されたのですね」と語っている。著書に『医学常識はウソだらけ』シリーズ、『脳細胞は甦る』（すべて祥伝社黄金文庫）など、多数。

「2020年 『医者いらず、老いしらず』 で使われていた紹介文から引用しています。」