アフリカ・アンダーグラウンド (祥伝社文庫 お 18-2)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396335120

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  •  岡崎大五 文庫書下ろし第二弾だ。『アジアン・ルーレット』で大活躍した寺崎修司が、今回はフランスのパリで日本料理店のコックをしている場面からお話がはじまる。お店のオーナーは華人でなにやら裏社会とつながりがあるらしい。修司はオーナーの依頼でサハラ砂漠を縦断、西アフリカでは闇のダイヤモンドを仕入れ、パリへ無事帰還することができるのか。

     闇のダイヤには、あの戦争コンサルタントの楓も一枚かんでいる。二転三転お話は混迷する。ダイヤの支払紙幣の高額ユーローの謎と、最終的なダイヤの結末はそれなりに納得するが、残念ながらわたしには全体を通して安物の火曜サスペン劇場を見ているような印象を受けた。

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著者プロフィール

1962年、愛知県生まれ。文化学院中退後、世界各国を巡る。30歳で帰国し、海外専門のフリー添乗員として活躍。その後、自身の経験を活かして小説や新書を発表、『添乗員騒動記』シリーズ(旅行人、KADOKAWA)がベストセラーとなる。『日本の食欲、世界で第何位?』(新潮新書)、『裏原宿署特命捜査室さくらポリス』(祥伝社)、『サバーイ・サバーイ 小説 在チェンマイ日本国総領事館』(講談社)など著書多数。

「2021年 『食べるぞ!世界の地元メシ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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