スレーテッド 消された記憶 (祥伝社文庫)

著者 : テリ・テリー 竹内美紀

• 祥伝社 (2017年4月12日発売)

感想・レビュー・書評

[ともちさんの感想 · 2023年8月19日]

本の背表紙に書かれていた紹介文に惹かれて購入。
読みやすい文章で内容も面白く、約550ページを5日位で読み終えた。
途中、くたびれて来たが、あともう少しで読み終わる！！と思って頑張ったけど、最後に「え？コレで終わり？？」
本をよく見ると、3部作の1冊目で、「消された記憶」は導入編と判明。。。
上・中・下、と表示して欲しかった（ ; ; ）

かなり重い話なので、残りの2作を読むのには、しばらく休養したいけど、内容忘れそうだから悩んでる。

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2022年5月31日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[pippin55joyさんの感想 · 2017年8月6日]

友達に勧められて読みました。
もう謎だらけで、読みながら「これ結局何なの？どうなるの？？」と思って、続きが読みたくてどんどん読み進めていきました。
面白い設定ですよね。ありきたりな内容ではないところが、とてもよかったです。
私達の記憶って何なのでしょう？すごく考えさせられもします・・

[castagnaさんの感想 · 2017年6月12日]

スレーテッド手術で記憶をリセットされた少女カイラは新しい家庭にひきとられ、両親（デイビッドとサンドラ）と姉のエイミーと暮らし始める。
スレーテッドされた者は必ず腕にレボという測定機がつけられ、幸福度が測られ、一定の数値を下回ると、自らブラックアウト（失神）するようにできている。

カイラには、消されたであろう記憶の断片がフラッシュバックする。
自分は誰なのか、何のためにスレーテッドされたのか。
スレーテッドを行うローダーズの本当のねらいは何なのか。
いろいろな人との出会いによって、カイラは元の自分の姿を知るようになる。
そしてベンとの出合いが彼女をさらに強くし、行動的にする。

2045年のEU離脱後の英国が舞台というディストピア小説。