- Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396342852
感想・レビュー・書評
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沢村鐵『ゲームマスター 国立署刑事課 晴山旭・悪夢の夏』祥伝社文庫。
我が郷土の岩手県釜石市出身作家ということで以前から注目しているのだが、本作はイマイチ読みにくい。多くの登場人物の視点で入れ替わり立ち替わり様々な場面が描かれるのだが、どうにもしっくり来ない。
警察小説のような学園小説のような立ち位置がはっきりしないせいもあるのか…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「クラン」の番外編。晴山さんが捜一に引っ張られるきっかけとなった事件の話。「クラン」の中でも謎な凄惨な事件だったとあったけど、確かに気持ち悪い過ぎる話でした。非現実な話なので、当たり前なんですが、犯人の動機があるようでないというか、とにかく人物たちが気持ち悪いです。これはダークファンタジーなお話だけど、今のニュースでみる事件ってみんなこんな感じ、動機があるようでない、人が気持ち悪いっていうか、それを思うと非現実でもないのかもと感じました。このお話、晴山さん主役なのにやっぱりグダグダ(笑)
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失態に失態を重ね、挽回を窺う刑事は
追っていた事件で別の事に巻き込まれる。
題名通り、何かのゲームかと思ったら現実で
話を進めていくと理解できない現実に。
主人公ではないですが、鼻で笑いたい状況に。
地の文章が変だな、と思っていたのですが
一体どちらがどちらなのか。
それとも全部、片方だけのものなのか。
結局国家の話も分からなかったですし
これが確保してどうなるのかも、さっぱりでした。 -
文章がとても読み易い小説。
あらすじも知らず先入観なしで読み始めたので、途中からの展開には不意を突かれた感を持った。意外と言うより、突飛さが優った。