TACネームアリス 地の果てから来た怪物(上) (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
3.82
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本棚登録 : 48
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (682ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396346713

作品紹介・あらすじ

日本海上空の大型貨物機に異変あり!
コクピットに見え隠れする影の正体は!?
救助に向かうF15パイロット舞島茜を予期せぬ危機が襲う!

ルクセンブルグからシベリア空路で小松空港を目指す貨物機からの応答が途絶えた。8時間遅れのうえコースも外れている。同じ頃、日本海上空でF15による一対一の対戦闘機訓練を行っていた航空自衛隊の舞島茜は、状況確認に向かうことに。通信不能の民間機に近づくと、コクピットに争う男たちの姿が! テロか! 茜が強制着陸を狙った刹那、大型機は急降下を始め……。

感想・レビュー・書評

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  • 4.0
    感想は下巻で

  • 前回、政府専用機で活躍した妹、舞島ひかるはNSCにスカウトされ工作員として訓練を受けた。初任務としてハニートラップの工作員を確保した。
    同じ頃、日本に向かう貨物機ルクセンカーゴが不審な動きをしており、F-15パイロットの姉、舞島茜は同僚と訓練の途中、ルクセンカーゴの状況確認に指向された。コクピットの様子から異常を感じ取った茜は隠岐空港に誘導し、着陸させた。機内では天然痘と思われる患者が暴れており中国の工作員によるバイオテロの疑いが濃厚だった。
    そして時機を同じくして、国会前の憲法改正反対デモに関して大八洲TVが乗っ取られ、マスコミのニュースが野党の広告番組と成り下がっていた。

  • 母から借りた本
    10数冊借りた中で大分後回しになった
    だって683ページもあるんだもん
    しかも上巻って…
    母に面白かったか聞いたら面白かった…ような…という微妙な返事に嫌な予感を覚えながら読みました

    ルクセンブルクから小松空港を目指していた貨物機からの応答が突如途絶えた
    しかも進路も大幅に外れ、まるでどこにも到着しないようにしているよう
    その頃、日本上空でF15による飛行訓練を行なっていた航空自衛隊の舞島茜が同僚と共に状況確認に向かうことに
    貨物機に近づくとコックピットで揉み合う男達の姿があった
    何とかコックピットと通信し、一番近い隠岐島に強制着陸させようと誘導するのだが…

    貨物機に近づき、何とか墜落させないよう強制着陸を誘導するシーンなどは緊迫感があり、息が詰まるようでした
    が!!
    とにかく、航空の専門用語が多すぎる
    何が何だかさっぱり分からない
    本筋を見失わないよう航空用語を飛ばし読みしながら何とか読みましたがスムーズに読めなかったので疲労感が…
    航空用語だけで三分の一くらいはあったんじゃない?と思うくらい
    下巻はまだ買ってないらしいけど…
    特に楽しみには待ってないからね

  • シリーズものですが本屋で出会い購入しました。上巻の感想は、怪物の正体がなにか?と貨物機の中で何が起きてるのか?というハラハラさせられた。
    舞島茜の助けたいという強い思いと行動力は惹きつけられる。もちろん支える航空自衛隊や管制の方の描写も上手い。最大の怪物はそれだけではない。
    さぁ下巻へ。

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著者プロフィール

1960年生まれの現役パイロット。その航空戦の描写のリアルさは現役ならではのものがある。迫真の航空アクションには定評があり、ほかの著書に『チェイサー91』や天空の女王蜂』シリーズなど。

「2021年 『スクランブル 蒼穹の五輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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