明日に架ける道 崖っぷち町役場 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396347086

作品紹介・あらすじ

わがふるさとが選ぶ未来は?
1億7500万円に騙されるな!
町おこしミステリー、真の答えは――
増える空き家、医療格差に教育格差……
地方自治体は豊かな明日を築けるのか?

南予町の役場職員沢井結衣、4年目の春。国から1億7500万円もの補助金が出ると聞いて、窓際部署〝推進室〞で将棋ばかり指している先輩の一ツ木も目の色を変えた。「沢井さんは補助金の額に込められた皮肉も判らないのか? これは国との戦争だ」教育も医療も、大都市とは格差があるのが実情。その差は補助金で埋まるのか? 結衣は諦めず、最善の道を模索し続ける。

著者プロフィール

1961年、愛媛県生まれ。京都大学理学部動物学科卒業。セガ・エンタープライゼスなどゲーム制作会社に勤務。2001年 『長い腕』 で第21回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。2012年、続編の『呪い唄』を刊行後、『弔い花』 『疫神』 『誘神』 『署長・田中健一の憂鬱』 と精力的に執筆活動を続ける。本書は、著者の郷土愛が詰まったお仕事ミステリー第3弾。

「2021年 『明日に架ける道 崖っぷち町役場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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