京ことばの人間関係学: 丁寧なほどおそろしい

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396611163

感想・レビュー・書評

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  • 京言葉のばか丁寧さ、優美さの裏にある本当の厳しさ・皮肉、京都と大阪の言葉の違い、などを豊富な実際の会話ことばを差込み、楽しく読みながら、京都人そして人間の心理、に迫ることが出来ました。恐怖のブブ漬け、一見さんお断り、また商店のおやじと客の会話などの例、「アホちゃいまんねん。パーでんねん」の裏の意味(何をいってやがんでエ。てめエのほうこそ、バカじゃねエか)は思わず微笑んでしまいました。

  • 読了。
    面白いような面白くないような。
    考現学、というのか、完全にContemporaryに徹した中身はやっぱり得意じゃない、と思う。

  • 正直途中で読むのを止めた。なんというか、京都を好きな人は読まない方がいいかもしれない。
    文章の書き方がとても不愉快に感じる部分が私にはあった。

    確かに京ことばにはキツイ部分もあるのでそれは良く表現されているが、それだけじゃないことをもっと表現してほしかった。

  • 京ことばってすてき。

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著者プロフィール

立命館大学文卒。コピーライターや編集者としての経験をもとに80年代後半から唱え始めたの見地から京都ジンの言語生理を読み解く。京に住いすること半世紀以上に及ぶ「非」京都人としてユニークな京都人論、京ことば論を唱える。2000年に上梓された『丁寧なほどおそろしい「京ことば」の人間関係学』は京都本ブームの先駆けとなった。

「2022年 『本当は怖い 京ことば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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