私がくまモンの上司です――ゆるキャラを営業部長に抜擢した「皿を割れ」精神

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396614867

感想・レビュー・書評

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  • 2014/03/23啓文堂書店 渋谷店で話題書コーナーに平積み。

  • 以前くまモンにハマっていたときに購入した本。今回手放すことにしたので、読んでみた。

    熊本県の蒲島知事の仕事に対する取り組み方や、経歴などについて書かれていて、くまモンは仕事の一環として登場する程度。なのでビジネス書に分類されると思う。

    東大教授からの県知事なのでエリートコースを歩んできたのかと思ったら、高卒でそこから紆余曲折を経て、本人の努力と周りの人に恵まれて、の結果だったことを知った。
    現在、4期目をつとめているということは、知事の仕事が好きで、職員や県民とも信頼関係が築けているのだろう。この本が書かれた後に熊本地震や球磨川の水害が起こったが、どう対応してきたのかも知りたいと思った。

  • 異色の経歴を持つ、熊本県の蒲島知事の理念をくまモンを織り交ぜながら記している。もちろん、書かれているような全てが成功体験というわけではないであろうが、その理念や行動力からは学ぶべきことは多い。

  • JIPAシンポジウムの熊本県のプレゼンで推薦されていたので中古で購入して読みました。なかなか素晴らしい。県政レベルだと、面白い政治家が居るんだよね。。。

  • 熊本県知事によるくまモンを営業部長にした理由とか。
    県庁に勤める人々の意識改革はどうやってやるのかとか。

    県知事の生い立ちなんかもさらっと描いてあるが結構異色な経歴だったんだと面白く読めた。
    そして教え子さんたちにも慕われてて素晴らしい。

  • 政治の本でも、熊本県知事の半生でもありません。
    この本は、「勇気をもらえるビジネス本」
    (帯タイトルを拝借【笑】)

    怒らないリーダーはどのような形でくまモンを世に出し
    どのように熊本を変えようとしているのか
    県庁職員(公務員)をどう意識改革していくか
    そのためには誰が身を切る痛みを最初に味わうべきか

    リーダーとしてのあり方 指針 
    タイトルから なんとなく読んでみたい程度だったけど
    この人が熊本県知事なら我が故郷は大丈夫だろうと思えた

    知事になってから 川辺川ダムの問題、水俣病の問題と
    負の部分もしっかりと取り組み、
    熊本県民が前を向けるようにと、
    くまもとサプライズやくまモンの営業部長抜擢など 
    前向きな部分でも功績を残している知事

    この本が発刊したのが昨年3月
    その後4月に起こった震災

    今、まさに取り組むべきことが多数あり大変な時期にあるはずだが、
    ホント体に気をつけて、なんとか乗り切ってもらいたいと思う。

    日曜日に読んでよかった 明日からもちゃんと頑張ってやっていこうと思えたそんな本だった。

  • とても読みやすく、著者や熊本に親近感を持てた。蒲島知事の業績がさらっと書かれているけど、すごくすごく努力された跡が見え隠れしました。
    熊本行きたい……!!

  • 非常に読みやすい、面白い、テンポが良い。

    はじめの方はくまモンを筆頭にしたくまもとサプライズについて。
    後半は蒲島さんの経歴について書かれています。

    彼のリーダー性や、懐の大きさはさすがにすごいな、と感じさせられちゃいます。わたしも熊本に行きたくなりました。特に阿蘇。笑

    蒲島さんの顔も好みだし、東大ってやっぱ面白い教授が行くんだな〜と思いました。

  • くまモンのヒストリーはファンなら聞いたことのあるエピソードで、改めて知ることは少ない。
    どちらかというと知事の生い立ちや考え方や、在任中のイシューについてを知るための本。

    「皿を割れ」=皿を割ってもいいから洗い物をどんどんやれ。チャレンジをおそれるな。

  • 既成概念にとらわれない、失敗を恐れず思い切って皿を割れ、蒲島知事的リーダー論などなど、勉強になることばかりです。くまモンはその熊本イズムのスピリッツの象徴でもあるのですね。見習いたいです。

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著者プロフィール

熊本県知事/東京大学名誉教授

「2020年 『政治参加論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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