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- Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396632403
作品紹介・あらすじ
"大君の深き恵にあみし身は言い遺すべき片言もなし-"本土決戦を主張し、敗戦の朝、自刃して果てた最後の陸軍大臣・阿南惟幾。憧れの乃木希典にかけられたひと言から、武士道を体現した阿南の軍人人生は始まった。若き天才・石原莞爾とともに過ごした陸軍大学校時代、敬愛する昭和天皇と出会い忠義の心を強く芽生えさせた侍従官時代、三国同盟実現へのうねりの中で陸軍大臣・東条英機と対立した陸軍次官時代。そして、日増しに戦局の悪化する中国、太平洋戦線での指揮官時代…。廉潔にして勇猛な阿南惟幾にとって、軍人とは何だったのか、武士道とは何だったのか。そして、なぜ独り自決したのか!?希代の将軍の波瀾の生涯を描く歴史巨編。
感想・レビュー・書評
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終戦内閣・鈴木貫太郎内閣の陸相だった阿南惟幾陸軍大将の話。古武士のように潔い生き方をした阿南の幼少時代から太平洋戦争終結、そして最期までを追っています。
太平洋戦争よりも阿南の人生に焦点をあてているので、太平洋戦争について学びたい人というよりも、阿南という個人に興味のある人にオススメします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ポツダム宣言受諾時の陸軍大臣の生き様というもの。なかなか読みごたえがあった。
でも、太平洋戦争中の言動があっさりしすぎていたのが残念であった。
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