- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396634292
感想・レビュー・書評
-
1970年代に大学生だった人たち版「女の一生」
わたしより少し年上の方の社会は、女の人にとって、なんて生きにくい時代だったのか。読むのが辛くて、早く読み終わりたくて、一気読みした。少し前に医学部が女子生徒の成績が良くてもこっそり落としていたことがあったのを思い出した。女の人の行きやすい世の中は、結局のところ、男の人にも生きやすい世の中になると思うんだけどな。ユニバーサルデザインは、障がいのある人たちだけじゃなく、誰にでも使いやすいもの、という考え方と同じ気がする。
それと、題名が少し内容と違うような気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭和は、女性が働くということにまだまだハードルが高く、仕事と家庭を両立するという選択肢が少なかったであろう時代だと思う。地方から大学進学のため上京した3人の女性。三人の視点、そしてそれぞれの子供たちの視点で展開していく。子育てに正解なんて無くて、「親の心子知らず」はそのまんま「子の心親知らず」なんだなと思う。面白かった。
-
みんな他人が羨ましい。子育てに正解を求めちゃしんどいだけかな。
-
子育ての終盤に差し掛かった私にピッタリの話でした。家族それぞれが自分で選び、歩んでゆく人生が大切だと再認識しました。
-
自分も子育て終盤にさしかかっているので、分かる分かると頷きながら読んだ。子育ては難しい。でも、その時々に一生懸命になっていたら、間違いではないのでは。←実は私の母が言ってた言葉だ。私の母も子育てやり直したいとよく言っていたけど、子どもたちはそれなりに育った。案外子どもたちはタフなのかもしれない。
-
そら、卒業したくもなりますわな。
-
共感!
-
「若いお母さんたちに自分の苦労話を面白おかしく織り交ぜながら人生を説いてあげているつもりで、実は当たり前のことを偉そうに説教しているだけの初老のおばさんの長話」
のような本。読み終わる頃にはうんざり。
時代がやや古いためとはいえ、主役3人はくだらないことでウジウジしすぎ、愚かすぎて全く共感できない上、行間の説教臭さが鼻につく。読んでいてイライラしてしまった。
ラストでやっと考えにいたった人生の真理も当たり前のことすぎてゲンナリ。
女はこんなにバカばかりだろうか?