ミッドナイトブルー (フィールコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
3.65
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本棚登録 : 313
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396766870

作品紹介・あらすじ

「卒業しても2年ごとに4人で集まろうよ」

そう約束した2日後、彼女は事故で死んでしまった。
人生の宝箱に入れたくなる物語たちをあなたへ。

=====

<収録作品>

「箱の中の想い出」
高校教師×元教え子女子。秘密を抱える者同士の再会。

「夢にも見たい」
女子高生は、画面越しの彼に寝ても覚めても夢を見る。

「今夜会う人」
入院中の祖母に会いに帰った父の田舎。そこで出逢い惹かれあったフシギな彼女の話。

「花が咲く日」
植物バカの兄が失踪して8年。兄を忘れない彼女に横恋慕して。

「白い糸」
先輩への恋心をはぐらかされたまま卒業して5年。大雪の日に偶然再会し…。

「ある夫婦の記録」
3年会っていない夫婦。けれど夫は、カメラ越しに妻の全部を見ている。

=====

新世代のストーリーテラー、初短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 恋心を共通のテーマとした短編集。苦い話、切ない話などさまざまだけど、いずれも心地よく読めた。

  • ノスタルジー溢れる短編集で、切なくもやさしい気持ちになれる。コミカルな描写もあるが、全体としては静かな落ち着いた雰囲気。「ある夫婦の記録」と表題作「ミッドナイトブルー」がとくにすき。


  • 表紙や装丁の雰囲気から、もっとサブカルっぽい漫画を想像していたが、中身は胸キュンな少女マンガ的短編集だった。どの話も面白かった! 垂れ目の女性の描写がとても魅力的。

  • どの物語も視点が素晴らしい。

  • 心の機微を繊細に絶妙に描く短篇集。
    作者、須藤佑実さんは天才だと感じました。私の拙い表現力では伝えきれないほど素敵な作品でした。
    まず、絵が繊細できれいで、登場人物たちの心情の機微を表現していました。
    次に、物語が秀逸です。好きだという気持ちを、直接言わずに伝えていく表現、とても文学的だと感じました。人物も魅力的に描かれています。
    題材は、下手したらファンタジーと呼べるほどに非現実的になってしまいがちな題材もあるのですが、しかし良いさじ加減で現実に立脚して物語を構成しています。
    読者である私がぐいぐい引き込まれるような一冊に出会えたことがとても嬉しくなりました。作品全体の魅力と、読みやすさのおかげで、一気に読み進めていました。
    他の作品も読みたいと感じました。

  • サプライズなんていらない。(2)

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  • どれも読了感のいい
    素敵なお話です。

  • 素敵な雰囲気だなあ。最後の話がすごく好きだなあ。

  • すこし変わっていたって、軽やかな人生だった。

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