女の園の星 3 特装版 (フィールコミックス FCswing)

著者 : 和山やま

• 祥伝社 (2022年12月8日発売)

作品紹介・あらすじ

オリジナルアニメBlu-ray付き特装版は予約受注生産となります。
全国の書店ならびにネット書店でのご予約が可能です。
2022年9月20日(火)の締切日までにご予約されていない場合、お求めいただけない場合があります。

感想・レビュー・書評

[5552さんの感想 · 2022年12月28日]

待ちに待った『女の園の星』第三巻！！！
今回の表紙は大方の予想を裏切って？生徒たち。
星先生マニアの鳥井さんとクワガタボーイステッカー作者の古森さん。
あ、でも、ちゃんと前巻、前々巻とつながりがあるんですね！鳥井さんの手をよく見てみると……？！

もちろん中身も面白かった〜
先生たち、生徒たちの人間くささが最高です！！
ふと漏れる本音や、考えたり会話しているうちに意外なところに転がってゆく思考のおかしみ。

１２時間目の三木さんメインの回は、シリアス多めの回だった。
和山先生の優しさにじんときた。

この作品を読んでいると、他者にはひとりひとり自分に知らない顔があり、知らない他の他者との関係性がある、という当たり前のことが当たり前に丁寧に表現されているな、と思う。
ん？そんなことを、和山先生ご自身でインタビューかなにかで仰ってたっけ？

特装版のＢｌｕ−ｒａｙアニメも高クオリティでびっくりした。
星先生役の星野源さんは、最初こそ星野源にしか聞こえず、うーん、と唸ったが、聞き慣れてくるにつれ、馴染んだ。
小林先生役の宮野真守さんは、のっけから、これぞ小林先生！って感じ。
前に聞いた宮野さんの声とは全然違っていて、プロの仕事に惚れ惚れ。（そんなに宮野作品を見てないけど）
映像も美しく、テンポも違和感なく、面白かった！
あと、ナレーションもどっかで聞いたことある声…！と、思っていたら、昔好きだったアニメの推しキャラの声優さんだった。嬉しいサプライズ！

もうちょっと観たい、と思いながら、ラストまで観ると……。
もしや、もしや……！！

大満足の一冊、一枚でした！
ありがとうございました♪

[darkavengersさん · 2023/12/19]

5552さん こんばんは。

秘宝再復刊、今初めて知りました。
情報ありがとうございます。
いやあ、めでたいですね!
問題は編集長は誰かという事なんですけど、個人的にはもう一度 ウェイン町山にやってもらいたいんですけどね。

何にしろこれは予約必至ですね。

[darkavengersさん · 2023/12/29]

5552さん こんばんは。

一日遅れですが、お誕生日おめでとうございます。
「ファミレス行こ。」買えましたか?
こちらは今日買ってきました。
ちなみに「カラオケ行こ!」のシナリオ本も出ていたのですが、これはパスしました。
そして、来月はいよいよ秘宝再復刊ですね。
一応、予約しようかと思います。

[5552さん · 2023/12/29]

darkavengersさん、こんばんは。

誕生祝いコメントありがとうございます。
嬉しいです。
『ファミレス行こ。』昨日無事に買えました。
まだ読んでないのですが、ビニールでパッキングされていて、ポストカード大の紙ーたぶん本編の漫画の1ページーがおまけで付いてました。
『カラオケ行こ！』のシナリオ本は、文庫だったら興味があります。
秘宝再復刊、楽しみですね！
雑誌が売れないこの時代に再復刊なんて、すごいです。
スタッフも大幅に入れ替えたと書いてあったので、どうなるんでしょうね。

[darkavengersさんの感想 · 2022年12月24日]

一巻が星先生、二巻が小林先生だったので、三巻も先生繋がりで中村先生かと思いきや........なんと!今回の表紙は星先生観察ﾆｯｷｬｰこと鳥井さん(&古森さん)!!
二巻のﾚﾋﾞｭｰで「まあ、間違っても鳥井さんや若ｻﾏが表紙になる事はないだろうけど。」と書いたのだが、まさか表紙になるとは!!
もう、鳥井さん「ﾌｫﾛﾔｰ」(ﾌｫﾛﾜｰ)の自分としては申し分なし!!
もう、それだけで三巻を買う価値がある!(鳥井さんが表紙じゃなくても買うけど)
しかも、今回はｱﾆﾒ版のBlu-rayが付いた特装版が予約限定で発売されるという事で迷わず特装版を予約。

そして発売日。
地方なので入荷１日遅れで購入。(自分はみかんで大儲けした商人と同じ屋号の書店で予約購入したのだが、ここで買うとｲﾗｽﾄｶｰﾄﾞの他に「気をつけて お帰りくださいませ」と言葉をかける星先生のｲﾗｽﾄが描かれたﾚｼｰﾄが特典として付いてきた)

今回も面白い。
ｺﾒﾃﾞｨなので、面白くなかったらそれは問題だけど(笑)。

・11時間目
風邪をひき、学校を休んだ 星先生。
その星先生の回復祈願に鳥井さんを中心に鶴を折る生徒達。

[子供の頃、風邪をひくと家ではｶﾚｰが出た]と言った 星先生の言葉を憶えていて、ちゃんとｶﾚｰを作っておいてくれた奥さん。
それも肉、じゃが芋、人参、玉ねぎの一般的な家庭のｶﾚｰではなく「ご丁寧な本場のｶﾚｰ」(ﾗｯｼｰ付)。
これは星先生がｶﾚｰの話をした場所がｲﾝﾄﾞｶﾚｰ店だったので奥さんの中で「風邪の時は本場のｲﾝﾄﾞｶﾚｰ」とｲﾝﾌﾟｯﾄされた為なのだが、奥さんって意外と天然?

でも、風邪の時はｶﾚｰというのはｶﾚｰの香辛料には漢方の成分もあり、汗をかくので食べる事で回復に効果があるのではないのかなあ?
だとしたら、風邪の時にｶﾚｰって有りなのかも知れない。

11時間目はｶﾚｰと星先生の夢が話題の中心になっているけど、個人的には熱でうなされる星先生が見た幻(ｲｴｽ様風の神様)が何気に松岡さんのﾍﾟﾝﾀｯﾁに似ているのに注目。
生徒側ではやはり、鶴を折っているのに全く別な物(それもかなり複雑な物)になるのに鶴以外を折ろうとする生徒に「鶴以外は折っちゃﾀﾞﾒよ!」と注意する鳥井さんがﾅｲｽすぎる。
しかし、どこをどう折れば あんな物が出来るのか?
もう、器用なんだか不器用なんだか。(「鶴」version9が素晴らしい)
そして、風邪の悪夢から解放された星先生を待つ現実の悪夢。
受難(緩い)は終わらない。

・12時間目。
他人と食事をする事が怖くて出来ない１年 三木さんの頼みで他人と食事を取る練習に付き合わされる星先生。

ｻﾊﾞをおかずにｶﾛﾘｰﾒｲﾄを食べる小林先生。
いわゆる悪食なんだろうけど、小林先生にとってはｶﾛﾘｰﾒｲﾄはご飯やﾊﾟﾝなんかと同じで主食なのかも知れない。
ｻﾊﾞの塩気とｶﾛﾘｰﾒｲﾄの甘さが意外と合ったりして。
でも、試してみる気は毛頭ないけど。

古森さんの新たな特技が判明。
ｸﾜｶﾞﾀﾎﾞｰｲのｽﾃｯｶｰ作ったりと古森さんって実は凄い人?

三木さんと古森さん推しのｱｲﾄﾞﾙｸﾞﾙｰﾌﾟ いちご侍の元ﾈﾀってPerfume＋ももｸﾛ?
別になんでもいいのだけど、ちょっと気になったので。

・13時間目
生徒のﾃｽﾄ中にﾋｰﾘﾝｸﾞﾀｲﾑに耽る星先生。

ﾋｰﾘﾝｸﾞﾀｲﾑといっても考える事はそんなに難しい事じゃないのが星先生らしい。

・14時間目
全く会話が噛み合わない 星先生と予想外の「伏兵」(笑)に悪戦苦闘する小林先生の三者面談

鳥井さんのお母さん登場。
親の前では猫を被った鳥井さんがいつもと違った雰囲気で可愛らしい(笑)。

でも、古森さんの面談で話が進むのが残念。(鳥井さんの面談も見たかった～!)

古森さんはお兄さん(無職)とお爺ちゃんの二人がやって来るのだが、この時点で三者ではなく四者になっている!(笑)
無職なのにDEAN & DELUCAのﾄｰﾄﾊﾞｯｸﾞを持っていて、意外と常識的なお兄さん、ﾊﾞｯｸﾞの中に一口ｻｲｽﾞのｽﾆｯｶｰｽﾞを入れてやたらﾎﾞｹをかますお爺ちゃん。
いい味出してるなあ。
こうなると両親も見てみたい!
星先生同様、小林先生の方も四者面談の様相を呈するのだが、さすがの小林先生も「赤子」の前ではなす術も無い。
だからといって中断した面談が再開出来るまでの間 無意識とはいえﾎｲｯｽﾙを吹きならすってのも.......
そんな小林先生を気に入った「赤子」。
意外と子供受けするﾀｲﾌﾟなのかも。

・15時間目
夏休み前の校内大掃除でｺﾞｷﾌﾞﾘの処理に悩む星&小林先生。
遂には全校生徒を巻き込む事に。

誰でもｺﾞｷﾌﾞﾘが苦手だけど男が二人いて何も出来ず、生徒にやらせようとするのはどうなんだ?
その犠牲となるのが「うどんまん有段者」若様こと若尾さん。
「騙しやがって」の台詞がﾂﾎﾞ。
知らないうちに肩に かまきりを乗せてた小林先生。
これ、いずれ「ﾏﾝﾃｨｽ ﾃｨｰﾁｬｰ」ｽﾃｯｶｰが作られるのではないかと思うのは自分だけ?

・番外編
小学校から成森高校に転任してきた星先生の初日を描いているのだが、注目すべきは何といっても星先生の表情というより目!!
爽やかに輝いている!!
これがいつから、読者が見馴れている あの暗く疲れた目つきになるか?
続編が見たい!!

先に書いた様に今回の表紙は鳥井さんと古森さんだったのだが、四巻の表紙を飾るのは一体誰なのか?
ｾﾂｺ(眉あり)、ﾍﾟﾝを持った松岡さん、ﾅﾘ坊、薬指に指輪をはめる緑川先生辺りが考えられるけど、個人的にうどんまんは持った若様かｶｯﾌﾟ酒を持った(もしくはお掃除ﾛﾎﾞｯﾄに頬擦りする)中村先生が希望なんだけどなあ。

どちらにしても四巻が楽しみ。(まだまだ先だけど)

尚、特典のBlu-rayは未見。
年が明けたら観る予定。

評価は鳥井さんが表紙という事で星100くらい付けたいのだけど無理なので星5で我慢した。←ﾊﾞｶだ。

[松子さん · 2022/12/27]

だーさんの星5で我慢レビュー…
あぁー、きっと面白いんだろうなぁ！
メモしますねっ_φ(･_･

[mofuさんの感想 · 2023年1月3日]

待望のシリーズ第3弾。この学校やっぱりいい。
もう一度女子高生に戻りたくなった。

星先生の奥さんが想像通りの陽気な方で安心した。こんな本格的なカレー（しかもラッシー付）も作れるなんて、素敵。そしてそれに対して文句も言わず（高熱があるにも関わらず）黙々と食べる星先生も素敵。
それにしても折り紙の、鶴からペガサスやユニコーンを作っちゃう鳥井さん、最強。

会食恐怖症の三木さん。コロナ禍の今、こういう人増えているのでは。保健室の先生が気配りのできる方で良かった。

定期テスト監視中の星先生。問題作って採点して…先生って大変。このクラスにヒーリングタイムを望んじゃダメよ。

三者面談の星先生。私も三者面談苦手なので糸電話で済ましたい。それにしても古森さん、理転するの？高3から？普通無理でしょ。

夏休み前、全員参加の大掃除。先生も生徒もマイペースで仲良くっていい。で、早速マダガスカルゴキブリを検索。和モノに比べて昆虫っぽくてびっくり。ぱっと見ゴキブリに見えない。あれなら飼えるね。

番外編で発覚した星先生の過去。星先生って小学校の先生だったの？道理で生徒の扱いが丁寧で優しいはずだ。しかし小学校から高校へ変わるなんて。
そして佳奈ちゃんの最後の発言、私も気になる〜。

[yuki4さんの感想 · 2023年4月28日]

和山やま節全開！これは面白い。
特に笑ったのは「三者面談」。
間が最高だ（「次回予告」では吹き出した）。
勧めて読んだ知人たちも絶賛。
皆が「シュール」と言っていた。
女子校の猥雑さをこれほど描ける作家もいない。
天才かっ！
あの古森さんのお兄さんの表情はなかなか
描けないだろう。
古森さんはもはや伝説の域。
「いちご侍」の待ち合わせに登場した時の
コマも絶妙だった。
便所メシなのに終わり方がいい。
作者のセンスだろう。
もう一つ好きなのが「期末テスト」。
イルカをロッカーに封印した時
「シッ！」とグルグル巻きなのが何気にかわいい。

[カワゾエカズヒロさんの感想 · 2023年1月15日]

相変わらず最高な世界が繰り広げられてる。

インドカレー食べたくなった。

[ナカオさんの感想 · 2024年3月17日]

って普段言わないセリフだなぁ

[kitkityoさんの感想 · 2023年2月26日]

面白かった〜

[花みつ（花とみつばち）さんの感想 · 2022年12月25日]

アニメをまだ見てない。ブルーレイが繋がってない。

[花みつ（花とみつばち）さん · 2022/12/24]

声をあげて笑ってしまった。

[kojimapirokiさんの感想 · 2022年12月17日]

ゴギブリ、カマキリの回最高。
風邪の時のナンも最高。

[elasticaさんの感想 · 2022年12月15日]

はあーー今回も最高ーーー！！！

著者プロフィール

1995年生まれ。大学2年時に、「和山友彦（わやまともよし）」名義で応募した『優等生の問題』で、第67回ちばてつや賞一般部門入選。これを受け、読み切り『渚へいこう』が『週刊Dモーニング 読み切り増刊2016冬号』で巻頭で掲載された。2019年、コミティア127に頒布した同人誌『夢中さ、きみに。』がKADOKAWAより書籍化されたことで人気を博し、商業誌初連載となる『女の園の星』を連載する。2020年3月『夢中さ、きみに。』で、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。翌月には、第24回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。