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- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396783457
感想・レビュー・書評
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ヤクザになる運命の男と共に生きた男の愛情と執着と依存の長きに渡る物語。自分が政略結婚しなくてはならなくなったら右介にも同じような事を強要したり、また自分の証を背中に刺青させたり、一方的に自由を奪い搾取し続けながら大和は右介に依存してきたのだろうな。もし大和がヤクザになる運命じゃなかったら普通の恋人同士として甘い関係を築いていたかもしれないのに。
確かに痛い展開ではあるけれど、救いは右介が決して身体で絆されて大和の側にいるのではなく、彼を救えるのは自分しかいないという確固たる意思を持って大和を信じたことにあると思う。確かに籠の中の鳥ではあったけれど扉はいつも開いていたのだから。そしてまるで題名のように全てが報われたかのようなラスト…ただ好きなだけでは一緒にいられない運命を背負った二人の行く末は少し甘くて…泣きました(T^T)詳細をみるコメント0件をすべて表示