作品紹介・あらすじ
女に
されていく
背徳
サイコパス
執着攻
×
メス若社長
執着愛と雌の華
「私のかたちです。覚えてください。」
ついに長年の使用人・典彦に
処女を散らされた當間家の若当主・育郎。
男の味を知った育郎は
社長室、会社の便所、車内、旅館ーーと
人目を避けて典彦に抱かれ、
雌のように体を開発されていく。
妾腹の兄・蘭蔵や
政略結婚の妻・さち子
との関係に揺れながら
典彦の愛に縋る育郎だったが、
とある男に、その体を所望されーーー!?
下克上主従が織り成す、
執着と依存の官能時代ロマン。
「開いて拡げて奥まで刺し貫くんです。」
感想・レビュー・書評
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総合評価:★4.5
3巻も読み応えバッチリでしたが、今回は何ていうか…全体的に痛々しいシーンと悪い意味でヒヤヒヤするシーンが多くて1〜2巻を読んだ時のような高揚感はあまり感じられなかったなぁ…。
典彦の腹黒さは好きなんですけど、思ってた以上に性格が歪んでいて、私は典彦の闇の深さを完全に見誤っていた事に気が付きました(^^;)
健一が暴漢達から蘭蔵を守る為に殺人を犯してしまったのは予想の範囲内だったので特に驚きはしませんでしたが、典彦がさらっと「埋めてしまいましょう」って言ったのには驚きでしたし、更にその暴漢達を裏で操っていたのが典彦だと知った瞬間は更に驚きでした…。あれで完全に一線を超えてしまった感ありますね…(汗)
あと、今回一番辛かったのが育郎がジジイに抱かれるシーン。色んな意味でグロテスクだし、とにかく胸糞悪いの何の…。
しかも育郎が抱かれている最中にさち子を呼び寄せて夫が何をされているかバラすという最低な行為までして…いよいよ典彦の事がよく分からなくなってきました…(ーー;)
その後のお清めセックスも全然萌えないし、火の点いたタバコの先端を育郎の太腿に押し付けるシーンに至っては最早ただの暴力でしかなくて、典彦お前調子乗り過ぎだぞ…(怒)と思いましたね。誰かヤツを止めてくれ…。
今回は全体的に気分が重くなる内容でしたが、最後にあの飯田が登場してくれた事が唯一の希望ですね。記者になった彼があのクソジジイと育郎の繋がりに気が付いたっぽいので、あとはもう飯田がこの最悪な状況何とかしてくれる事に期待するしかありません。頼んだぞ、飯田!(笑)
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表紙が角川文庫版の『ドグラマグラ』を思い出す…素敵。さちこさんがいい人過ぎて友達になりたい。
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今回の表紙、タイトル剥がしたくなりますww
ますますエロが追加増量中。背徳感MAXですよ。ストーリーとかテーマとかそんな小難しい事後回しでこの時代錯誤的萌えに溺れ切るのが一番、な感じです…
複雑に絡み合う下剋上ラブにドキドキさせられました。
典彦と育郎の主従逆転っぷりがツボですよ~
典彦の積年のドロドロ執着ラブにどんどん磨きがかかってきてて、どこまでいくの??と目が離せない状況です。育郎を徐々に絡めとり、育郎の父母へのトラウマを利用して自分だけのものへと強力に束縛していくスゴ技!!
特にタダモノではないのが、育郎が落ちる一歩手前で引いたり、家のためと言って嫁をあてがったり、さじ加減が絶妙なところ。策士なのか、愛ゆえなのか、結果として育郎を翻弄して煽っているんですよね~
健一と蘭蔵の関係性もいい発展をみせていました!健一の共感、同情が庇護欲に変化して、それがさらに変化してきてて、かゆい所に手が届くかんじの展開です…
こっちは純愛方向に行くのかな?それとも肉欲まみれかな??
エロエロがほんとにどの場面もツボにハマります。
さち子が良い人で、いい感じのスパイスです。本多とのエロエロHを見せられるシーンはエロス的に圧巻。これが目的だったのね?典彦、こわい。
ストーリーもだけど、納得の画力です。絡みシーンのアングルとか手の位置とか、エロティックでガン見しちゃいました。
ぱっと見、画面がほの暗くて人間関係も煩雑なので敬遠してしまいそうだけど、意外にストーリーは難解ではなく清々しいほどにエロ一直線!なのがいいです…
すっかり典彦とのHがヤミツキになっちゃった育郎ですが、これ以上のエロ開発ってあるんですかね…?
めっちゃ期待して、続きを待ちます。
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メス化が止まらない育朗坊ちゃん…!
唯一の理解のフリして坊ちゃんを壊すためにゲスい事を平気でやる典彦がサイコパス過ぎてやばい…政治家の親父に抱かせるとか酷すぎだろ
蘭蔵は相変わらずいくろー的で感じだったけど、従者の人もつられて病んできたから唯一の良心は嫁のさち子さんだけ!ほんと良い子だし、普通の政略結婚だったら上手くいってただろうなと思った。
ラスト、大学の同級生の飯田が絡んできそうでさらに面倒くさくなりそう!
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彩景でりこの作品