四人のにびいろ 1 (on BLUEコミックス)

著者 : akabeko

• 祥伝社 (2018年2月24日発売)

作品紹介・あらすじ

俺を蹂躙しながら兄貴は
あてのない愛を欲して叫んでいる

ヤクザ一家の息子、誠と相は異父兄弟。

母親に愛されなかった誠は、
癇癪のような性欲を相にぶつける。
相は、兄のたぎる熱を穴で受け入れたのだった。

異様なつながりを経て、
主従関係を結んだ二人はヤクザとなった。
誠が囲い始めた愛人・ベティの逃亡をきっかけに、
ベティに惚れたヤンキー・勇が
十川兄弟の歪な関係に引きずり込まれ…！？

感想・レビュー・書評

[あでぃーさんの感想 · 2020年4月20日]

★3.5 癖の強い皆さんの顔見せ序章。

[柚子胡椒さんの感想 · 2019年10月2日]

ヤクザものひゃっはー！で買ったら兄弟もの？なんかな？
(裏表紙にもちゃんと書いてたよ、ちゃんと読め)

攻めがなー…好きになれないくらいしっちゃかめっちゃかしてると言うか…よくあれで若頭になれry
受けは最高に渋いので素敵。
どうなるか気になるので読んでいきたい。

キャラデザで紋紋の全体図を見たいなぁ

[みーたんさんの感想 · 2019年3月10日]

2巻まで一気読み
こーゆーヤクザの世界観にどっぷり浸かったBLがすごく好きで、好みドンピシャな作品。がっしりとした体格の受けは好みじゃないし、攻めのクズ感序盤はすごいけど、人物の掘り下げがうまくて好きにならないわけがない。どんどん愛おしいキャラクターに変わっていきます。物語は不穏な展開ですが、2巻の最後はぐっときました。一気読みがおススメ。

[ちびねこさんの感想 · 2018年10月12日]

akabeko先生、連載掛け持ちで凄いなぁ。

ヤクザの兄弟、その兄の愛人、そしてたまたま接点を持ってしまった一般青年。今後の展開的には、下剋上(リバ)かなーと思っておりますが。愛されずに育った兄の子供時代のエピソードが泣ける…ヤバイ。続きそろそろかなー正座待機

[komaさんの感想 · 2018年3月20日]

誠がどうしようもなく可哀想なクズ。何かする度、クズでクソなダメ男に拍車がかかって憐れになる。続きが気になるけど痛々しい感じに話が進むと思うのでちょっとこわい

[ayan2014さんの感想 · 2018年2月27日]

素っ裸に毛皮を羽織っただけでフラフラと歩いていたのを見て思わず助けてあげた勇。
実はヤクザの愛人であるベティ（オトコ）は浮気のオシオキに晒し者になっていた。
どこか壊れている兄と半分血縁、盃も受けている弟の相。
かの4人をめぐる話。
この巻は序章ですね。どういう話に展開していくのか楽しみかも。

著者プロフィール

代表作に『落果』、『蝶と花の関係性』『少年の境界』など。
痛く刺さるストーリーの中に希望が見える。エロ描写が特徴的。
『落果』スピンオフCPの続編『蜜果』は単話配信時から書店で大ヒット

「2021年 『蜜果　２』 で使われていた紹介文から引用しています。」