寄越す犬、めくる夜 4 (on BLUEコミックス)

著者 : のばらあいこ

• 祥伝社 (2019年9月25日発売)

作品紹介・あらすじ

「ほんとうに好きだったよ」
新谷と須藤、最後の逃避行へ——。



長年、須藤が“情婦”をやってきた
暴力団会長・良継(よしつぐ)。
彼の暗殺計画を知った須藤は暴走するが
新谷は放っておけず、須藤を連れて逃げた。
菊池には「お前だけは必ず生き残ってくれ」と
言い置いて……。

逃げ延びた須藤の故郷で
新谷は須藤の壮絶な過去を知る。
幼い須藤史哉は、いかにして
一人のヤクザ・良継に出会ったのか——。

【番外編も収録】
新谷くんのズブズブ二股生活は、W受のエッチなお求めにわりと忙しい！
…なエロエロ番外編——♡


腹を括った二股攻×
魔女系ヤクザ情婦×健気系チンピラの
ドロドロ三角関係、慟哭の第4巻!!

感想・レビュー・書評

[主観さんの感想 · 2024年1月8日]

なんだよこの話…すごすぎるじゃないか……

会長とそんな深い繋がりがあったなんて…
なんていいやつなんだ会長さんよ…

新谷さんにイラっとくる巻だった

この表紙誰かわからなかったけど須藤さんなのね。
髪暗くした春真なのか？とも思ったり。
この表紙の意図するものはなんなんでしょ

寄越す犬、めくる夜の意味はやっとわかったかな。

[Kさんの感想 · 2022年8月7日]

前巻が菊池回で、今巻は須藤回。良継くん、かっこいいし、いいやつだったんだ…。会長をやめられないわけだな。
須藤は結局、新谷も好きだったんだな。良継にすがる姿にちょっと菊池と重なるとこもあったりして。新谷は頼られると断れないのか。
とりあえず、皆一応無事っぽくて安心。表紙的に最後かと思った！

[mira-inさんの感想 · 2022年4月20日]

一気読みにて読了。

[らむさんの感想 · 2022年4月4日]

この巻で遂にずっと気になっていた須藤さんの過去が明かされました。過去明かす系の中ではめちゃくちゃ内容があって良かった。なんか..報われないとゆうか切ないとゆうか..しんどい..佐治もほんま汚い大人やで！！

[ゆうさんの感想 · 2022年2月12日]

一気に読んだので、レビューは5巻にて！

[memeraさんの感想 · 2020年9月27日]

「豚に身体を触らせるとお金が貰えた 父とお母さんの過去も このお喋りな豚が教えてくれた」

この薄暗い語り口を見たとき、この漫画だいすきだなぁ、と、ため息まじりに震えました。

[haruさんの感想 · 2019年12月29日]

表紙がとてもとても素敵です。須藤さんがこんな風に笑える日が来ますように…。ただただそう願う4巻でした。次巻はまだまだ先だと思いますが、次はたぶん涙なしでは無理だろうなぁ。連載再開を楽しみに待っています。

[komopyさんの感想 · 2019年10月1日]

裏社会が舞台の1攻×2受のW受、4巻目。
3P後の後味悪そうな翌朝からの、893もの的な怒涛の展開でした。
表紙が天使の微笑みを浮かべる須藤だったから、てっきり召されたのかと思ったけどそういう展開じゃなかったから安堵しました…

今回は須藤メインで彼の生い立ちがまるわかりになっています。ほんとに悲惨な子供時代…抱きしめてあげたくなりました。
冷血人間かと思ってたけど、そうじゃなかった。愛の迷い子ですね。お母さんにも良継にも受け入れてもらえなかった須藤。
どうして黒パンストびっちになったのか、その理由がわかると涙が止まりません。
この回想シーンは胸に迫るものがありました。
そして、新谷との逃避行で須藤の素直でかわいい素の顔を見ることができたのが良かったです。
この先3人がどうなるのか、見届けたいですね。

「extra」では、キツかった本編とは全然違ったエロ甘仕様で新谷がそれぞれとドキドキH。ズブズブ二股でエロかった…須藤と菊池に転がされてるとしか思えない新谷の姿が面白かったです。
それよりみゆきちゃんの「西方神秘」が忘れられず、ものすごく気になっています(笑)

[瀕さんの感想 · 2019年9月27日]

やっぱりちょっとずつ全員壊れてるせいで、こんな歪な関係。なのに、ちゃんと愛情が見えるってどういう仕組み？！凄いです。どう決着付けるのか、怖いけど、待ってます。