作品紹介・あらすじ
連続TVドラマ化で話題沸騰の
[ポルノグラファー]シリーズ
最終巻、発売!
官能小説の「口述代筆」。
奇妙な出逢いをへて恋人になった、嘘つきポルノ作家と大学生。
木島が田舎へ里帰りしてからも、文通で遠距離恋愛を続けていた二人だったが就職したての久住とすれ違い、気まずい空気に…。
そんな折、奇しくも再び腕を負傷した木島はかつてを思い出すように、地元で知り合った青年・静雄にペンを握らせる。
そこへ久住がやってきてしまい………。
「欲望のままに真っ白な双丘を揉みしだき」 「……何やってんですか、先生」
作家・木島理生の人生と愛をめぐる、
感動のラストストーリー!
感想・レビュー・書評
絞り込み
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人生で壁にぶち当たったら、プレイバックを読んで勇気を貰おう!と言うくらい、素晴らしい名言が沢山詰まった作品。
人生とは、幸せとは、家族とは…
2人の恋愛を追いかけながらも、周りの人たちとの関わり合いの中で、生きる上でとても大切なことを教えてもらえるような、素晴らしい作品でした!
特に春子さんの通帳のくだりと、お師匠さまの幸せのお話はグッときました。
途中何度も泣きながら読みました。
2人の恋愛に関しては、木島先生は相変わらず捻くれていて本当に面倒くさい人なんですが、春子さん達との出会いによって、少しずつ一歩踏み出す勇気を貰っていくところが本当に良かったです。
プレイバックと言うタイトル通り、自分が昔久住くんにした事をそのままやり返されて、火がつくあたり本当に話が面白いなぁと思いました。
そして、仕事が忙しすぎて(相当ブラック、ラップでアレには衝撃でした)疲れ切って精神的にちょっとやられてしまってる久住くん。
そんななか先生に会いたくて頑張ってもぎ取った連休も、先生のせいでトラブルに巻き込まれた上に狭心呼ばわりされて、険悪なムードに…
仕事も恋愛もいっぱいいっぱいだけど、持ち前の真面目さで精一杯頑張る彼の姿には、教えられることが沢山ありました。
城戸さんとの会話には、知りたかった2人の関係の真実が詰め込まれていて、そうか、そうだったのかぁと思いながら読みました。
腹を括って素直になった木島は…激かわです。
描き下ろしでのハルくん呼びに、ちょっともー!ラブラブじゃん!となってしまいました。
ハルくん呼びまでの過程もぜひ読みたかったです。
あのお誕生日のお話は、木島先生が久住くんを休ませるために嘘をついたのかな…?と読み取ったのですが、どうなんでしょうか。もしかして誤植?
そして、木島先生は恋愛面だけではなくお仕事の方でも新たな一歩を踏み出すのですが、その結果については特に触れていない所も余韻があって素敵です。
木島先生の新作が大ヒットして売れっ子モテモテになる続編なんかがあったら、また面白いんじゃないかなと思いますが、先生また描いて下さらないでしょうか。
あと、エロは少なめなので、ハルくん呼びになってからの甘エロも同人誌などで読めたら嬉しいなと思います。
ポルノグラファーが大好きなので、こんなに素敵な続編が読めて本当に幸せでした!
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とっくの昔に読んだと思っていたら、ここに書いてないから読んでなかったのかな?
(もしかしたら漫喫とかで読んだかも?)
遠距離になってからの二人の話。
ポルノグラファーのシリーズがこれで完結なんかなぁ?
それだったらこの終わりはあんまり好きじゃなかったな。
できれば、あともうちょい、この先を見たいなぁ~
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わぁぁ!
書き下ろしの終わり方いいなぁ!
嘘だらけの木島だけど最後は優しさの嘘!
あいかわらず
「あ、そうだったかかも?」と思わせる嘘のつき方やね!
追加の話がなかったら描かれなかった話だろうからなきゃないでよかったな、とも思うけど木島の人間臭いところとか知れてよかったかな!
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「ポルノグラファー」シリーズ3部作最終巻。
インディゴがかなり好きだったので、最終巻としてのインパクトはあまり感じなかったのですが、この「ポルノグラファー」シリーズはお話に重みがあるというか、たんなる恋愛だけのお話ではなくて、生きていくと色々ついてくる葛藤や煩わしさや家族との切れない関係みたいなものも描かれているのが好きです。
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インディゴ→ポルノと読んで、インディゴのが俄然良かったので「ポルノかぁ」と思って読んだんだけど、いやいや最高。すごい良かった。泣かせにかかってるわけではないと思うんだけど、泣いてしまう。最後も泣けた。
借りてきたやつだけど、買う。
まず理生さんか七五三行かなかった心理がもうほんとダメ人間ぷりがとても描かれている。なんでこんなにわかるんだろう。作者さんがダメ人間なのだろうか。
そして春子さんが倒れてからの、理生さんの紅葉観に行く気になれないのもわかるし、春彦くんの言い分もわかる。
全体的に心理描写が素晴らしいんだよな、この方。
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シリーズ3作目。アケミちゃんとリンクしてる。
いやー、面白かったんですが、前作 までが神過ぎてやや蛇足気味に感じてしまったのはいたしかたない。
まーた受けが迷走してるし(笑)しかし当て馬編集者との関係が本命攻めより特別感をただよわせていて、受けの心の中でずっとキープのままというのは結局なにを匂わせているのか謎。まぁそこがミステリアスな魅力?というのだろう。
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ポルノグラファー、インディゴの気分との三部作完結。話としてはポルノグラファーの続き。ちょっとめんどくさい性格の官能小説家の先生が、今回は恋愛頑張ってる!素直になってる!中年にして成長をかんじた。
スナックのママと息子が出てきたが、息子はアケミちゃんという作品の子らしい。読み返してみよう
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丸木戸マキ
BL『プレイバック』読んだ。
ポルノグラファーの続編。
前作より読み易め。ポルノグラファーはどこかいつも不安定だったけどそれがないからかな。明るめ。
初期作、『アケミちゃん』の人物も出る豪華ぶり。アケミちゃん一番好きだから嬉しい。
午前4時に湘南乃風を歌う男が見れる!笑
丸木戸マキの作品