- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784398148025
感想・レビュー・書評
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千葉県を地図,地形の面から取り上げた本。
何しろ,マップルの昭文社が作った本なので,とにかく地図が正確できれいで見やすいです。
最初に,千葉,房総半島の地質から書かれているところが個人的に非常に良いです。
房総半島のほぼ真ん中,市原市の養老川河岸に,地磁気の逆転がきちんと分かる層(前期更新世と中期更新世の境目)があります。
その境目の後の中期更新世が2020年1月17日、国際地質科学連合により「チバニアン」と命名されたのです。
この本が出版されたのは2020年1月で編集されたのはその前でしょうから,まだ正式決定前の段階でした。
そのチバニアンの地層だけでなく,プレート境界の三重点とか,海岸段丘だとか,地質についての解説が,わかりやすく書かれていたように思います。
それから,千葉県の鉄道についても。
千葉駅が現在地に移転する前は,外房線(当時は房総東線ですが)はスイッチバックしていたとか,新京成線はもともと鉄道連隊の演習線だったからやたらカーブが多いとか,千葉県内の鉄道知識が増えて個人的に嬉しいです。
これは,全て自分が悪いんですが,千葉県内の歴史的な部分,古代から現代まで丁寧に書かれているのですが,なんか読むそばからつるつる出ていってしまったので,今ひとつ頭に入っていません。これは再読しないと(笑)。
とにかく地図が丁寧&カラーページがわかりやすくてとてもいいです。
さすが,地図の昭文社の本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20220104読了
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地図で読み解くとは何ぞやと思ったが、昭文社なら、、そうか~大網のスイッチバックがよく解ったし、小学校5年の燐暁学校に乗っていたのがSLだったのが間違いないことが解った~地質・地形・地学的な部分は読み飛ばしちゃいました、苦手なんだね