伊藤政則の“遺言”４ (BURRN!叢書)

著者 : 伊藤政則

• シンコーミュージック・エンタテイメント (2023年6月12日発売)

感想・レビュー・書評

[TACK.Sさんの感想 · 2023年8月7日]

会場で生で聴くのが一番いいと思うが（たぶん、文字では残せない内容もトークではあったはず）、文字としてきちんと残しておくことに意義があると思う。

本書に収録されているのはいずれもパンデミック後のものであるが、それ以前からの来日公演がなかなか実現していないバンドの事情があらためてよく分かる。

なかなか海外には行けないのでできれば来日公演を観たいが、日本の事情を考えると現状では厳しいのだろう。

[largeaslifeさんの感想 · 2023年7月9日]

メタルゴッド伊藤政則センセーのトークショーを収録した対談本第四弾。

日本での洋楽がいかに未来がないか、zoomでのインタビューがどれだけ年寄りには不評かなどが語られているw

言いたいことはわかるし、実感としてこの先メタルという音楽がジャンルとして日本で生き返るようなことはないのだろうと思う。

メタルもプロレスも昔は良かったなというジジイ(私)の感想。

著者プロフィール

音楽評論家。日本のハード・ロック/へヴィ・メタル界のオピニオン・リーダー的存在。アルバムのライナー・ノーツ、音楽専門誌のレギュラーページはもちろん、ミュージシャンの伝記など幅広い執筆活動を展開。また、ラジオDJとしても活躍中。海外のアーティストからの信頼が厚く、“MASA” の愛称で親しまれている。

「2021年 『「メタルの基本」がこの100枚でわかる！』 で使われていた紹介文から引用しています。」