人魚の動物民俗誌

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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403120039

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  • 日本における人魚伝説の発生と広がり、モチーフとなった動物に迫る民俗誌です。タイトルは堅めですが平易な文で図版も多いため読みやすいです。後半はバク、麒麟、狛犬といった動物に触れています。伝説の原型を知る事が出来る良書。俗信や伝説に興味がある方におすすめです。

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著者プロフィール

吉岡 郁夫(よしおか いくお)
1916 年名古屋市に生まれる。医学博士。
1958 年広島大学医学部卒、名古屋大学医学部解剖学研究室大学院修了。愛知医科大学教授、愛知学院大学教養部教授などを歴任。日本民俗学会会員、日本民族学学会会員、名古屋民俗研究会会員。
主な著書『人体の不思議』(1986 年、講談社現代新書)『日本人種論争の幕あけ―モースと大森貝塚』(1987 年、共立出版)『身体の文化人類学―身体変工と食人』(1989 年、雄山閣)『人魚の動物民俗誌』(1998 年、新書館)ほか多数。

「2022年 『身体の文化人類学 身体変工と食人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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