ウミノツキ (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
3.10
  • (3)
  • (6)
  • (24)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 74
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403521836

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • くっついてからが素敵でした。

  • タイトルの通り、海の物語

    ご先祖様が水軍で、父親は町の名士である主人公
    タイからの美形留学生に一目ぼれ…

    上手くいくかと思いきや、なぜか距離をおこうとする留学生


    まだ、学生で、国籍も違う二人ですが、これからどうなるのかな~
    っていう余韻が心地いい一冊です

  • 【あらすじ】

    本当のお前が知りたい。
    その夜明けのような瞳が、何を見つめているのかを---。

    玄界灘で行われることになった復元船による航海実験。
    水軍の末裔として、プロジェクトに加わった大学生の海士は、そこで出会ったタイからの留学生アレンに惹かれる。
    カラダから始まった二人の関係に、海士は夢中になっていった。
    だが改めて好きだと伝えた時、アレンに拒絶されてしまい・・・?

    青春マリンブルー・ロマンス!!
    ・・・巻末より抜粋。

    【収録作品】

    「ウミノツキ」
    「みおつくし」
    「アオスワイ」

    ※全てシリーズです。

    エロ度:★★★
    キャラ度:★★★★
    ストーリー:★★★★

    攻:波多海士(はたかいじ:大学生)
    商船大学の学生で、波多水軍の末裔。
    精悍なマスクと体躯が女性ウケするタイプ。

    受:アレン(本名:ソムチャイ・サーナプット:タイからの留学生・19歳)
    水産学部に留学中のタイ人大学生。
    女の子と見まごうほどの美人。
    痕で判明するが、タイ王族の出身。

    大学生同士、誘い受、水軍末裔Xタイ王族。

    H回数・・・長短いっぱい♪

    地理的に、スタートは福岡県の話になりますね。
    いつき先生は地元ネタを頻繁に書いてくれるので、ちょっと嬉しいです。

    昔使われていた航海船を復元した船で、航海記録にあるとおりに航路を辿ってみよう!というプロジェクトが発足する。
    一番のネックは、天候・潮流を元にはじき出したシミュレーションでは絶対に辿り着くことの出来ないはずの朝鮮半島に辿り着いたという航海記録が正しいのかどうか、それを調べる使命をも追っていた。

    主人公・波多海士は商船大学の学生だが、波多水軍の末裔としてこのプロジェクトに参加するため帰郷する。
    船を動かす向洋大学漕艇部との親善パーティにて、海士は1人の女の子に一目惚れする。
    褐色の肌に、つぶらな瞳、目を覆いつくさんばかりの長い睫毛。
    しかし、その相手・アレンは女の子ではなく、水産学部にタイから留学中のれっきとした男の子だった。

    そのアレンに「男はキモチワルイですか?」と手を重ねられ、誘われた海士は「それならば」とカラダの関係を持つが、何かがおかしかった。

    誘ってきたくせに、どうにも男とのセックスは初めてなんじゃなかろうかというカラダ。
    海士も男は初めてだったので、そのところは判別がつかなかった。
    しかも、「もっと酷くしてくれ」といわれる。
    そのことを不可解に感じつつも二人のカラダだけの関係は続いた。

    ところがある日、海士が「ちゃんと付き合って欲しい」と告白すると、アレンは海士を拒絶し、さけるようになってしまう。

    「いったいどういうつもりなんだ?」

    海士はアレンの真意が計りかねず困惑する。

    というオープニングです。

    エロ度もそこそこ高いですし、キャラクターが攻・受ともにいいです。
    向洋大学漕艇部の「このプロジェクトを絶対に成功させたい!」という気持ちの裏には、実は過去に部員を事故で失ったという出来事がある。
    しかも、その男とアレンは特別な関係があったことが判明するなど、展開もドキドキもの。
    信仰心の強いアレンの言葉のひとつひとつに振り回される海士がちょっと可哀想かな?って気もするんですけどね。

    同時収録「アオスワイ」は、晴れて恋人同士になった二人が、アレンの実家へ!というストーリーです。

    オススメ。

  • 【あらすじ】本当のおまえが知りたい。その夜明けのような瞳が、何を見つめているのかを―。玄界灘で行われることになった復元船による航海実験。水軍の末裔として、プロジェクトに加わった大学生の海士は、そこで出会ったタイからの留学生アレンに惹かれる。カラダから始まった二人の関係に、海士は夢中になっていった。だが改めて好きだと伝えた時、アレンに拒絶されてしまい…?

    この作家さんが描く攻は懐が深い。
    決してはずさない。今回も満足。

  • 08/7/10
    大学生×留学生のタイ人。
    マリンブルーロマンスというより海の男!!(攻が)という感じでした。
    後半のタイリゾートは適度に甘々でよかったです。
    『真昼の海のような人だ、と思った。濁りのないくっきりした碧。』177P

全7件中 1 - 7件を表示

いつき朔夜の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×