執事と画学生、ときどき令嬢 (ディアプラス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403523076

感想・レビュー・書評

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  • 典雅さんの本だなぁ。酒乱がアホですがよろしかったです。

  • 「酒乱、万歳」!

  • 時代物は微妙なことが多いです。でもこれはまあまあかな?大正ロマンですね。
    典雅節もありつつ、受けの素っ頓狂な思考が面白い。しかも今回は二人。
    私は執事じゃなくて、侯爵がよかったなあ。

  •  来智は、貧乏な画学生。
     叔父に活動写真に連れて行ってもらおうと、叔父の訪問先を尋ねたところ、男爵令嬢に間違えられてしまう。
     誤解はすぐに解けたけれど、いなくなってしまった令嬢の代わりに、一週間後に控えた侯爵とのお見合いに出なければいけなくなってしまう。
     そして、来智の立ち居振る舞いを直すために、教育係としてついたのだが、男爵家の執事の竹之内で……とういう話でした。

     当初は厳しかったし、当然、見合いも失敗したし。
     でも、来智と執事の竹之内はハッピーエンド。
     大正時代の男の娘の話。

     来智と竹之内はハッピーエンドなところまでで終わっているので、ちょっと物足りない気もしますが、二つ目に入っている元来智のお見合い相手とお金持ちの箱入り息子の話は、びっくりするような事故に巻き込まれたりして、面白いです。

     普通のBLを読みたい人にはオススメです。

  • 表題作は画学生(男)が侯爵令嬢の替え玉になる話。
    がさつな男の子がレディーにしつけられる様子が
    コミカルで楽しかったです。
    表情にすぐ出るタイプの明るい男の子が微笑ましくて
    BLはすっかり忘れて楽しく読んでました。

    上手く化けすぎて(?)令嬢のお見合い相手に
    惚れられてしまって万事休す!
    そこから急に「執事が好きだと気付いた」
    「私も好きです」という急展開で恋に落ちてびっくり。

    恋愛展開は急すぎて全然感情移入できませんでしたが
    カップルは可愛かったしエロはエロくてよかったです。
    玉をもみしだきながら口淫はノンケにしては大胆だなー。

    二話目の「侯爵と御曹司、ときどきモダンガール」は
    1話目の受けに振られた侯爵と箱入り御曹司の話。

    こちらはちゃんと恋愛してる感じで可愛らしかったです。
    でもちょっとなよなよしててあんまり好みじゃなかったかなー。
    攻めは男らしくて好きでした。

  • 「恋襲ね」のしっとり二輪挿しにやられて、作家買い
    続けたけど、あれが特殊で、元々この方のウリは
    軽妙な語り口ユーモアセンスってところだと後に知り。
    名作と名高い「嘘と誤解」シリーズには全くノレず、
    煩く感じるくらいだったから、相性悪いのかな。
    これは・自分的にときめく典雅ワールドでした。
    表題作より、スピンオフの夏見公爵と箱入り息子
    クララちっくな湊くんの、お初シーンがもう、
    なんというか胸かきむしられるような
    発作萌えに襲われ、すきでした。

  • 今回、大正浪漫ラブ。ちょこちょこと笑いを振りまいてくれる典雅さん、表題作の鬼執事×画学生。画学生の来智が元気で可愛くて、鬼執事と思いきや何気にむっつりな丁寧語攻めに萌えが(*^^*) 2作目は1作目に出てきた当て馬さんの救済作品。朗らかな変態紳士に箱入り息子。どちらも痛快でテンポもよく面白かったです。

  • 2015.5.31

  • 小林先生らしいユーモアいっぱい(笑)
    他の作品よりおとなしい感じはするけど、大正浪漫漂う楽しい作品でした!!

  • ★3・1
    やっぱり大正浪漫が舞台の話苦手だなと思った;良かったけど、これまで読んだ小林さん作品ほどツボらなかった~。2つお話入ってるから両方物足りない感じだったかなー。特に音彦×湊は最後性急すぎる。もっとじっくり読みたかった~。最後の、竹之内さんのムッツリっぷりがよくわかるお話でしたw

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