色悪作家と校正者の貞節 (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 86
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403524554

感想・レビュー・書評

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  • ★3.7

  • 相変わらず真面目すぎて不器用な正祐。事情を話せず、大吾とすれ違ってしまうのはとにかくもどかしい。もっとちゃんと話せばいいのに。と言いたくなって。今回は話の通じない人が出てきて、更にヤキモキすることに。仕事の話をしているはずなのに、子供のような言い分、噛み合っていない会話は、正祐には辛いだろうな。と思った。人と関わることに慣れていない正祐。今後、大吾との関係がどう変化していくのか、楽しみ。

  • 売却

  • 最後に光希の話を入れることで宙人の話が薄くなってないだろうか… いや光希の話が濃いということか?

  • やっぱり菅野彰はおばか系ワンコを書くと凄く上手い。面白かった。ただタイトルがめちゃくちゃ覚えにくいし探しづらい。

  • めちゃくちゃおもしろい。
    おもしろいし、小説との距離感についてもっと考えないといけないと思う話だった。

    ・「政治的であるとは優しいことだと思っている」
    ・「価値観を俺に合わせようとするな」

  • このシリーズめっちゃ好き!と言うと校正が入るんだろうか、と考えるのも楽しい。
    「ああ見えて随分賢い」所がよくわかる弟の話も短いが読み応えあり。
    私も全編で宇宙人としか読めなかった。

  • 新キャラ宙人くんのいうことはもっともですけれども腹が立ってしかたがありません。そして弟君は案外いい人でした。

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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