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- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403524721
感想・レビュー・書評
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文芸というものをほとんど履修せずに生きてきたのでこのシリーズを読むと自分の教養のなさにうちひしがれます。いろんなことをもっと知ってたら楽しいのでしょうね。
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内容が特殊とはいえ、大吾とぽんぽんやり取りをしている正祐を見ていたから忘れていたけど、人とちゃんと関わるの初めてだったんだ...。と思い出させてくれる話。褒められて喜んだり、自分の好きなことを話したくて仕方がなかったり、興味のないものは全く目に入ってなかったり。大人もそんなときはあるけど、正祐はそれが極端。でも、自分が好きなもののことを話続けたり、失敗にパニックになったりする正祐は人間っぽくて可愛かった。そんな正祐に振り回される大吾も。
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登場人物の心情を慮るのが結構難しい話だった。
もうずいぶん前に読んだ「屋上の暇人ども」シリーズを思い出した。
ノウゼンカズラが「凌霄花」と書くことを初めて知ったし、必要なのにあえて遠ざける感(思い遣り)を初めて知ったような気もするし(笑)。
菅野さんの書くもの、描く世界は、あの頃からずっと私にとって「難解」だ。
「毎日晴天!」も「おおいぬ荘」も。
哲学的???
あまり深く物事を考えないたちの自分では、「理解」はおこがましいと知る、しかない(苦笑)
それでも。
続き、読ませて下さい!
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