色悪作家と校正者の初戀 (ディアプラス文庫)

著者 :
  • 新書館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403525674

作品紹介・あらすじ

大吾の口から、最近担当となった別な校正者への褒め言葉を聞き、自分がすべてを担当することはできないとわかってはいたものの、苛立ちと複雑な思いを抱える正祐。そんな正祐に、同僚の篠田を通し、同業者同士の飲み会の話が持ち上がる。そこには、問題の「校正者」が……!? 大人気シリーズ最新巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 本そして酒。
    好きな物が存分に語られてるのですよ。
    たまりません。

    鳥八、ホントにあったらいいなぁ。
    でも大吾さんと塔野さんには気後れしちゃうから、会いたくないなぁ(笑)なので、篠田さんが気の毒で……!

    とっても楽しみにしているシリーズ。
    続くようなので、ホント嬉しい!
    エスパー魔美は名作ですよ!!
    芥川龍之介、ちゃんと読んでないから読もうかな。
    宮沢賢治は、なんかね、切なくなりそうで注文の多い料理店しか読んだことないんだな。
    永訣の朝とか雨ニモマケズとか、やりきれなさが辛いんだよなぁ……。って、話を出来る塔野さん達が羨ましいッス!

  • 作家✖️校正者 面白かった。菅野先生の本は毎回簡単に生きてる・読んでる自分がもっと丁寧に読もうと背筋が伸びる。今回は全ての人物がお互いを優しく関わろうと大切に恐れを持って触れているのが感じられた。全員で漫画を読んで文学的な感想に至るのが何とも楽しい。また、こんな語る会読んでみたい。

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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