人生はままならない (ディアプラス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403525889

作品紹介・あらすじ

自分はα(アルファ)だと信じて生きてきたのに、本当はΩ(オメガ)だと発覚した伯爵家の息子・フィディ。従者のフレッドと共に僻地の屋敷に追放され、ふたりきりの軟禁生活が始まる。失意に暮れるフィディだったが、献身的に支えてくれるフレッドの存在に救われ、「主従の垣根を超えて同じベッドで眠ろう」と提案。しかしその意味を履き違えたフレッドに、熱烈に求められて……!? わんこ従者と鈍感主の性教育ライフが幕を開ける。

感想・レビュー・書評

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  • よかったねー。ただただよかった。
    序盤から「これは受が勘違いしているだけの、ほのぼの溺愛幸せストーリーだな」と思ったものの、それを踏まえながらも、それでもちゃんとその意図通りに楽しく読み進められるという不思議。これはもはや伊達先生がすごいだけだな、と感心。
    αのようなとか、襲われてとか、僻地に追いやられてとか、、、そのどれもがネタを感じてもなお楽しく読めるのは本当にすごい。
    そして終わりもとてもよかった。
    楽しいひと時を過ごしました。
    伊達先生らしい、ほんわかほっこり、正直オメガバであろうがなかろうが関係なく、愛に溢れた物語だったなー。

  • “素直で可愛い大型犬”であり
    “獰猛な猟犬”でもあるフレッドの
    フィディへの忠犬っぷりがすごく好き♡

    思い描いた通りにはいかない
    ままならない人生の中で
    “自分”を生きる強さを持ち、
    最愛の番と出会えたことの喜びを享受する2人の愛がキラキラ眩しい

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著者プロフィール

9月25日生まれ。てんびん座。O型。チョコレートと回文と猿のキャラクターが好き。趣味はドライブ。2020年に商業デビュー。

「2023年 『アズラエル家の次男は半魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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