ロイヤル・フェイバリット (モノクローム・ロマンス文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403560446

作品紹介・あらすじ

世界にカミングアウトすることを決意した英国皇太子・ジェイムス。強烈なメディア報道にさらされる中、ベンとジェイムスの愛の行方はーー!?

感想・レビュー・書評

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  • まさにハーレクインロマンス的ハッピーエンド!
    ハーレクイン読んだことないけど‼︎

    前作で出会いからカミングアウト決意まで…
    今作は英国皇太子ジェイムスの記者会見、混乱
    そして一夜にして世界が変わったベンの苦悩。

    パパラッチって凄い(-_-;)
    笑顔が消えていくダ◯◯ナ妃を思い出して切なくなりました…


  • ベン、お前、そういうとこだぞって何回もなった。

  • 2022/07/01-07/07

  • 前作が大変気に入ったのですぐに続きを買って読みました。
    まずこの厚み!ボリューム!ジェイムスとベンの物語をまだこんなにたくさん読めるんだと、本を手にした瞬間嬉しさがこみ上げたことは言うまでもありません。
    前作のラストでベンが一世一代の決心をしてジェイムスの元へやってきたことは大感動でしたが、そこからの二人が大変。共に暮らすことは全ての自由を捨てること。長いこと迷いながらもジェイムスのためにと我慢を重ね努力するベンの姿は非常に格好良かった。多少意見が食い違うことがあっても互いを思いやる心、愛情はいつもかわらない。毎回話し合い分かり合う過程が丁寧に描かれているのでヤキモキせずに彼らを信じていられます。
    二人で一緒に生きていける場所はここしかない、ならばここが俺の生きる場所だ。という悩んで悩んで出した結論に感動。大感動です。
    妹のインディゴの成長も見られたのが嬉しかった。ベンが確実に王室に良い影響を与えているというのがね、嬉しい。あの気難しい王妃様にも気に入られて、最後に王妃から一緒にバルコニーに立つよう言われるシーンには胸が熱くなりました。表紙の絵はこれかー!!あっぱれ!
    完璧なハッピーエンドだったけれどもっとこの二人の物語を読みたい、しばらくは浸っていたいと思わせてくれました。

  • 苦難を乗り越えて恋仲になった記者のベンと王子ジェイムス。
    だが、彼らの背負うものは簡単に彼らの恋を認めはしなかった。
    イギリス王室をモチーフにした名作翻訳スラッシュ小説ロイヤル・シークレットの続編!

    前作ロイヤルシークレットを読んでからかなり経っていたので、入り込めるかな? と読む前は不安だったのですが、そんなことは全く心配なく。
    電車の中で泣きながら読んでいました。
    何度も決意を固めながらも、自問自答を重ねながら揺れ動く二人の気持ちがもどかしく、過去の人間関係が暗い影をチラつかせながらラストに突き進む描写は素晴らしかった。
    ただ、尺の都合か最後はダイジェストのような詰め込み方だったので、それは不満かもしれません。
    海外のBLにも手を出してみようかな、そう思わせる一作でした。

  • 読む手が止まらなくて日常生活に支障をきたしたのは久しぶりだ!!!! シークレットの終わりからあっという間に読んでしまった。とにかく最高だった。最高だ。それ以上の言葉が出てこない。最高……!!
    前作は、ジェイムスが理想像を演じ自分を偽って生きるか、不安や恐怖と戦い自分らしく生きるか、己の生き方を選択する物語だったのだとしたら、今作は、ベンが自由のために愛を捨てるのか、愛のために自由と己を捨てて生きるか……という葛藤が描かれていた。最終的にハッピーエンドだとは聞いていたのにも関わらず、ベンが決意を固めるまでずっと緊張しながら読んでいた。エピローグはもう、最高だ、最高だ! 一月ずつサイドエピソードを読みたいぐらいだ。ジェイムスと手を取れば、自由でアットホームな我が家にはもう二度と帰れないのかもしれない。けど、それでも良い。なぜなら、ベンの帰る場所はジェイムスの隣なのだから!
    好きなシーンはたくさんあるのだけど、私が一番べそべそに泣いたのは執事ハートリーのシーンだ。あのシーンからインディゴが治療を受けるまで、ひたすら泣いていた。ジェイムスが継承権を無くしてしまうかもしれないという喪失感も相まって、無性に悲しくなっていた。ゲイクラブに行くシーンも楽しげな二人を見るのが逆になんだか悲しくなって、お願いだから二人がうまく行きますようにと願っていた。
    うまく感想がまとまらないのだけど、とにかく良かった。最高に良かった。そして、個人的にはキンバリーとロベルトが大好きである!

  • 愛しているなら何でも出来る。言葉はとても魅力的だが、実際は愛人と自分自身との葛藤は必ずある。どちらを取るかは状況によっては究極の2択。ベンとジェイムズは本当に考え抜いて決断をした。その決断に敬意をはらいたいくらいだった。
    本当に素晴らしい作品に出会えてよかった。

  • 待ちに待った続編ヾ(≧∇≦)〃
    前作のラストからの~で始まる2人の歩んだ道のり。
    国民に向けてゲイであると
    カミングアウトした英国皇太子ジェイムス。
    恋人であるニュース記者のベンは
    自分の想像以上にマスコミの標的になり…生活が激変!!

    一般市民が王族と恋仲になって
    共に道を歩もうとするがそこは異文化な世界。
    問題が起き、
    色々な葛藤やらなにやらがあって…
    ベンとジェイムスの心の様子がじっくり描かれてる。
    また話の土台がしっかりしてるので
    リアリティさも感じられ
    分厚い本なのに厚さが気にならない。
    読み応えバッチリ!(b^ー°)

    揺れ動きながらも…結局は『愛』なんだよ




    『愛は勝つ』

    ただベンが頭の良い人、
    機転の利く人ってのも上手くいった要素だと思う
    まぁ~皇太子が選んだ人だもんね(*ノωノ)

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