- Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403611124
感想・レビュー・書評
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「パーム」シリーズのスピンオフ.
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パームキャラを使った別の話。
SF。コメディなのに感動します。 -
2821コカコーラ 伸たまき 新書館ウィングスコミックス ISBN4403611125<BR>
490円(税込)1986年9月25日初版<BR><BR>
【ストーリー】<BR>
2821年、枯れ果てた地球で2つの宗教区が戦争を始めた。サスダゼル宗教区とヴォイド宗教区である。両区の和平の鍵を握るのは象徴的な青年コーラ。彼はその間の記憶を失いつつも、ある一年は心優しい内気なサス人として義父オリアリーの指導の下で飛行兵としての訓練を不本意ながら受け、また次の一年には気性の荒い性格になり、ヴォイド軍の大尉をつとめ、軍に反抗する危険分子のターコイズを父に持つのである。<BR><BR>ヴォイドきってのお調子者のナンパ男ロディは軍総司令の独裁者アルフレッドに迂遠に逆らっていたが、ある時アルフレッドの影武者のビダーとばったり出会ってしまう。医療局長にコーラを家に泊めろということで引き合わされる。その頃、物語の初めで起きた謎の爆撃がアルフレッドの自演によるものだと知ったバンビの反抗心が燃え上がり、ロディも真面目に反旗を翻すことを決意する・・・。ところが彼が世間から迫害される悪魔信教の家庭に育ったことが調べ上げられており、彼の意見に人が耳を貸さないように暴き立てられてしまう。捨て駒としてアルフレッドとして暗殺されるところだったビダーと共に対決に向かうが・・・。<BR><BR>
【感想】<BR>
最初読んだ時は良く分からなかったのですが、買ってから10年ほど経つ間に3回くらい読んだところ結構分かるようになってきました。「パーム」のキャラを使いながら全く別の人物になっていて、なんだか妙で面白いです。悪魔信教に関わるくだりが、結構怖くて好き。ビダーもビダーの農夫のおじいちゃんも、そのゆるやかな生き方がいいな〜と思えました。やっぱり独特で雰囲気が好きです。