日本の軍閥―人物・事件でみる藩閥・派閥抗争史 (別冊歴史読本 39)
- 新人物往来社 (2009年3月11日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784404036391
作品紹介・あらすじ
明治から昭和にかけて、政治外交に大きな役割を果たした陸海軍内部の派閥。日本近代史上に果たした軍閥の役割を再検証する。
感想・レビュー・書評
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帝国陸海軍の歴史を藩閥・軍閥の側から知るのに最適な本です。人物の写真も豊富ですし時系列的に並べられているので明治の軍草創期の藩閥による軍支配から軍政・軍令や陸軍の皇軍派・統制派、海軍の艦隊派・条約派の攻防を経て東条内閣総辞職まで分かりやすく知ることが出来ます。各将軍の動向や思想を同じくした会の事も詳しく記されているので帝国陸海軍に興味がある方には必携の本です。ただ戦争や事件の事は知っている前提で書かれているので軍の正史というより裏面史として楽しまれると良いと思います。
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