城と姫

著者 :
  • 新人物往来社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784404038579

感想・レビュー・書評

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  • 昔からよく読んだ楠戸さんの著書。
    いやしかし戦国女性史を好きになって20年ほども経つのにまだこんなに知らないことがたくさんあるのかと驚かされた。
    家康の養女である満天姫や、継母の真喜姫、
    岡山の常山城の鶴姫伝説(心霊スポットとして有名だが………)、
    あと城としては
    岡豊城、岸岳城、猫尾城あたりは全く知らなかった。滅亡させられた一族の悲哀つまる城はいつか行ってみたいなぁ。
    中津城の黒田官兵衛・長政父子の宇都宮惨殺はなんとなーく知っていたものの(大河ドラマの知識…)
    その影に長政と偽装結婚させられ、磔刑にされた女性がいたとは知らなんだ。
    それにしても只でさえ記録が残らない歴史で、少しでも記録が残る女性の生きざまはやはり面白いなと思う。

    個人的にはもう少し客観的な視点で書いてほしい面もあったけど、表紙にも「泣ける!」と書いてるし、
    楠戸さんの本いつもこんな感じだったなと
    個人的には懐かしいです。
    もう少し戦国女性史、詳しく調べてみようかなと改めて思わせてくれた一冊。

  • 女性を中心としたものを読んだことがなかったので、違う目線で面白かった。
    ちょっと感情的すぎるんじゃないかと思ったたけど、表紙にも泣ける!と書いてあるのでそこは仕方ないのかも。

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著者プロフィール

歴史作家

「2017年 『戦国武将「お墓」でわかる意外な真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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