個人事業と株式会社のメリット・デメリットがぜんぶわかる本: 独立するならどっちがお得?!
- 新星出版社 (2012年1月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784405102149
感想・レビュー・書評
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分かりやすく一般的なことが書いてあった。
起業を考える人には良いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
会社からの独立を考える際、個人事業主としてか、会社を興してか、メリットとデメリットを分かりやすく説明します。
もちろん事業内容やスピード感、なにより本人の資質も踏まえて選択することとなりますが、検討しなければいけない要素が整理されているので、一度手にとってページをめくってみると良いかと思います。
ちなみに今回は図書館で借りた初版でしたが、2017年に改訂版が出ています。参照するなら新しい方に越したことはないかと。 -
家族にも給与支払えば会社の方がトク(p38)
給与所得控除と所得税率に関係してくる
収入多い人ほど税金は高くなるから
総所得を折半した方がいい
収入800万の場合
個人 800万に対し税金215万
会社+個人 800万に対し税金134万
膾炙+社長+奥様 800万に対し税金83万
不動産売買するなら会社の方がトク(p54)
個人の場合
事業所得(本業)と譲渡所得(不動産)
分離課税になり
本業が赤字だろうが税金が20パーセント課税される
会社の場合は合算される
マイホームは個人で買った方がトク
個人の方が住宅ローンの金利が安い
会社が社宅とする場合、
最長で15-20年の借り入れしかできず
毎月の返済が大変
交際費は個人がトク (p64)
会社は600万まで
10パーセントは適正な支出かどうかに関係なく経費として認められない
住居の経費化は会社がトク (p66)
会社が住居を借り上げて
社宅として取り扱うことによって家賃住居部分を
50パーセント経費化することができる
家賃18万だとする場合
事務所として 18万×(20平米÷120平米)=3万
社宅として (18-3)×50パーセント=75000円
3万+75000円=105000円経費にできる -
冒頭のチェックポイントから始まって、個人事業と株式会社のどちらがどのように有利不利か、分かりやすくまとまっている。1トピックのページ数も少ないので、知りたいことを簡潔に知ることができる。また、前半には、事業計画書の作成や事業を始めるにあたっての心構えも書いてあり、導入としてよかった。なお、2012年の出版のようだが、私が購入したものでは、2014年の法令に準拠しているとの記述があった。
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とりあえず、届出関係がたくさんあって、割と面倒だ、という事がわかりやすく記載