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- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784406059053
作品紹介・あらすじ
古墳に葬られているのは本当は誰?考古学界の第一人者が発掘の新事実から日本古代史の"謎"に迫る。
感想・レビュー・書評
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天孫降臨に始まる建国神話を土台とする日本の歴史は「必ず勝つ」「神風が吹く」といういわゆる皇国史観により、ひたすら踊らされ、自ら踊ってきた軍国少年が、一瞬にして日本の建国の歴史の夢が吹き飛ぶ、過酷な思いを体験した著者が、戦後考古学者となり、神々の活躍する歴史の真実を知らねばという思いから考古学者となり、長年の研究成果をまとめた著作である。
内容
陵墓研究と私の心――まえがきにかえて
序章 古墳時代と大王陵
<補論1>発掘考古学からみる箸墓古墳と邪馬台国論争
第1章 神武天皇と欠史八代の天皇陵
第2章 応神・仁徳天皇陵再考
第3章 継体天皇の謎に迫る
第4章 継体天皇皇后陵
第5章 五条野丸山古墳は欽明陵か
第6章 崇峻天皇陵の謎
第7章 斉明天皇陵と牽牛子塚古墳
第8章 天武・持統天皇合葬陵を探る
終章 陵墓の疑義は晴らすべき
<補論2> 日本考古学をとりまく現状と課題
でした。
世界遺産に登録するにつき、狭隘な「皇国史観」からの脱却は論を待たないところであろう(涙・笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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