サラリーマンでも「大家さん」になれる〔藤山流〕成功の奥義 (実日ビジネス)
- 実業之日本社 (2004年5月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408105895
感想・レビュー・書評
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時代が古いだけにいろいろと読み替えて解釈しなきゃいけないんだろうけど、兼業大家にとって後押しとなってくれる。
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日本の不動産投資家なら知らない人はいない、と言っても過言ではない超有名人の著者。私の「先生」の「先生」・・・ということで、はるか雲の彼方にいる、ほとんど神の領域とも呼べるこの方の投資法とはいったい?という好奇心から手に取ってみたのですが、どんな達人でも「始めの1軒」があるんですね、当たり前ですけど・・・不動産投資は最初の1軒が1番難しい、と言われる鉄則をしみじみ噛みしめながら読み進め、読後はメラメラと「絶対に最初の1軒を手に入れてみせる!」と、闘志が湧き上がってきました。負けるもんか〜!!
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著者の半生と不動産投資テクニック。
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競売物件に手を出すには強さは必要だね。
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大倉商事時代から競売物件を買い、自己破産後も活躍している
元祖サラリーマン大家ともいえる藤山勇司氏の第2作目。
投資のハウツーというよりも、自著伝的な内容。
前半部分のプラス20万円の生活費を得よう、というくだりは
特に普通の話だが
後半になって「新築のわな」「弁護士の裏側」など
真実か想像かは分からないまでも、なかなか思いつかない切り口で
書かれているので非常に勉強・刺激になった。
藤山氏はコワモテな顔をしているが、相当に頭がいいと思う。
メモ:
・値引額は業者と決まっているなかで、知らない客は必死。営業マンは毎日値下劇場を公演する
・客は金を運んでくるカモ。呼び捨てでそろそろ引っ掛かりそうなカモに連絡する
・不動産営業マンは毎回同じことの繰り返しで、若ければ何とかなる商売。普通のビジネスマンのほうがスキルがある
・弁護士は弱いものの見方ではなく法律を使って儲ける人。先輩後輩で裏であいさつし、長々と裁判を行い最後は示談。お互いに活動費用をせしめる -
著者の自伝として読んでみても面白い。
著者のように競売物件を買って、大家さんになることを
目指すわけではないが、私にとっての理想像でもある。
1日程度で読める読みやすい内容である。
不動産売買に対するノウハウや、生活を描写していて、
参考になる部分も多々あった。
共鳴した箇所
・必要のないゼニは1円たりとも使わない
・もしかすると、あなたの五感を刺激し、思わぬ才能の開花に結びつくかもしれません。人間は、同じ環境にいると感覚が鈍くなり、条件反射的な活動しかしなくなるのです。せっかく生まれてきたのですから、いろいろな体験を積み重ねることをお勧めします。
・(記述箇所が不明のため、だいたいの内容)家もやどかりのようにその時の状況に応じて、住み替えるべきである
今後の目標
STEP1.「宅地建物取引主任者」資格に挑戦する(通信教育をはじめる)
STEP2..大家になる(1物件を賃貸に出す) -
最初日経ビジネスで著者を知った。