キラー・リーディング 「仕事脳」が劇的に回り出す最強の読書法 (JBシリーズ)
- 実業之日本社 (2007年9月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408107103
感想・レビュー・書評
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自らテーマを設定して目的意識を持って読書にあたり、キラーワードを探しながら読む。
ただ読んだ、というだけではダメ。自ら頭を使って考える。考えながら、ホ本と対話しながら読む。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私も常々、あぁおもしろかった、だけの読書ではダメだ、と思ってました。そこで近頃は、これはと思う所はイメージとしてエバーノートに保管してます。それがかなりの量になってきましたが、まだそこから何かアイデアを捻り出したことはありません。
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読書の生かし方を学ぶために読んだ本です。
キラーリーディングとは、「仕事に活用でき、結果を出し、成果を生む知的生産の読書法」であり、「1冊1冊を消化し、かかえる仕事の問題を解決するヒントをつかむもの」であると著者は定義づけています。
わたしがこの本で学んだこと、考えたことは、
・ビジネスマンの仕事では、正解は創造するものであって、何かの本の、どこかに書いてあるものではない。当然、本の中身を100%覚えたところで、いざ、仕事という場面にはほとんど役立たない。・・・だから、本を読んで新しい情報や刺激をヒントにしたり、人と会って情報交換や議論をして、とことん考える。そこから、「こうすればできるかも!」という正解を創り出していくのである。(P44・45)
→自分は本に正解を求めていたため、このようなスタンスに変えるべきだと思った。本の内容をヒントにとことん考えなければならない。仮説を立て、正解を作りだしていく。たいへん参考になった。
・本を手にとったとき、わたしはいちばん最初にまえがきを読むことにしている。・・・まえがきには著者の思いの丈が満員電車のように密度濃く凝縮されてつっ込まれているのである。まず、ここを本文よりもじっと読んでおこう。・・・次にチェックするのは、目次である。・・・そして最後にチェックするのはあとがきだ。(P77)
→本の内容を効率よく吸収していくためには、このような順番が必要である。自分はこの意識に乏しかったので、読み方を変えようと思う。
・1週間かけて精読するより、1時間でなんとか1冊の本を読み切ってしまうことだ。そして、これを3回繰り返す。つまり、同じ本を3回読む。①1回目-情報を腑分けする②2回目-キモをチェックする。付箋部分のみ読めばいい。そしてキラーワード、キラーフレーズを発見しよう。③3回目-アイディアを発想する。キラーワード、キラーフレーズで何を感じたのか、何をひらめいたのかをチェックする。そしてメモる。(P90・91)
→自分と対話しながらじっくり読むべしと言っている本もある。この本のように量を重視する本もある。どちらが良いのだろうか。読み分けるべきなのだろうか。
という点です。 -
興味のある本を見つけて
一気に読んでしまったけど、
「ああ面白かった」
で終わってしまうことはよくあります。
せっかく時間を使って読書するのですから
仕事や生活に生かしたいものですね。
本日ご紹介する本は、
「年間3000冊読破の読書王」が教える、
読書をどのようにすれば仕事に生かせるか
という内容の本です。
仕事に役立つというのは、具体的には、
①アイデアを出す。
②行動に移せる
③専門家になる
ということです
ポイントは
「速読」×「多読」×「省読」
です。
①速読=読むスピードを早めること
②多読=読む数量を求めること
③省読=1冊の本の中で「これは!」というフレーズに絞ってトレースすること
「質は量の追求から生まれる」
考えたアイデアが毎回役に立つことは、まずありません。
私の場合ですと、今までの経験から
2回に1回役に立ったらいい方です。
まず、たくさんアイデアを出すことが重要です。
そして、アイデアが出ないのは、能力がないのではなく
インプットが足りないだけです。
「途中で本を読むのをやめる」
本は最初から順番に読んで、
最後まで読まないといけない
と普通は思ってしまいます。
ちょっと読んでみて、役に立ちそうにない本は
読むのをやめて、捨てましょう。
なぜなら、他に読むべき本がたくさんあるからです。
「勉強だけでは本質はつかめない」
インプットばかりしていても本当の意味で身につきません。
アウトプットが重要です。
インプットしたことを、人に伝える、誰かに教える
という行為をして初めて新しい発見があります。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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たくさんアイデアを出す=質は量を追求するなかでようやく生まれるもの
あたりの本など、せいぜい20%程度しかない=ムダを承知で多読する
大事なことは仮説を立てること=(「仮説」はあなたの考え)正解である必要などさらさらない
どれもこれもそつなくまとまっている商品はウケない=特色、個性、ウリがないからだ
これはと言う部分に付箋をどんどん貼り付ける=1時間で一冊の本を読み切ってしまうこと
「困り果てる」行為は問題解決のプロセスの1つ=困らない人は成長しない
途中で本を放り投げるのは、ほかに読むべき本がたくさんあるから
勉強だけでは本質はつかめない=人に伝える、教えるとき初めて新しい発見がある
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◆目次◆
第1章 仕事脳をたちまち変える!キラー・リーディングの秘密
第2章 「速読」×「多読」×「省読」でキラー・リーディングを完全にモノにする!
第3章 芋づる式にアイデアがひらめく!キラー・リーディング
第4章 どんどん情報が得られる!キラー・リーディング
第5章 3000冊をとことん消化しつくす!キラー・リーディング
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/50caff3dbdce2fc5.png
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年間3000冊、20冊執筆、50冊プロデュースしている作者のテクニック。この手の本は、節々で自慢が入るのが癇に障る。
内容としては、読書を単なる読書に済ませないで、自分の仕事に活かすための読書にするテクニックが書かれていた。具体的な実践方法も記載されていたところは参考になった。
目標やテーマを持っていれば、本のどこかに自分なりのキラーワード、キラーフレーズと言うのがあるとのこと。そして、それは専門書以外の本でも発見できる人のこと。自分ならどうする?書いてあることでいいの?と常に考えながら本を読むとがキラーリーディングのポイント。 -
「困り果てる」という行為は、実は問題点を明確にし、なおかつ問題点を解決するプロセスの一つなのだ。
困れば困るほど考えに考え結果として人は賢くなる。
いちばん成長しないのは、困らない人間である。いつも能天気だから、困ったことがない。
つまり、仕事の課題などには好奇心も関心もない。無頓着極まりないから仕事から学ぶことがない。仕事と共に進化成長することなど永遠にない。
出かける時は、本を忘れずに!
何も持たずにぼんやりと何かを待っている人ほど、アホに見えるものはない。
読書というのは習慣だと思う。毎日一時間の読書が習慣になっている人は、活字を見ないと禁断症状が出てきて手が震える。
まさに、読書は麻薬であり、習慣性の強いもの。だから、読書というより「毒書」が正しいのかもしれない。
「読書=エンタテインメント=暇つぶし=消費」ではなく、「読書=エンタテインメント=投資=価値の生産」という図式が大切! -
いま流行りの「読書術本」。
内容的には、簡単にできるテクニック集といったところ。
何点か参考になるところはあったが、「キラー」という感じではない。
あと、至るところに挿入される著者の仕事自慢が少々ジャマ。
その分、中身を充実させて欲しかった。 -
本を読む=アウトプットにつなげる。
?考える=本との対話
?まとめる=知識によるひらめきを大切に仮説を立てて実行する
?メモを取る=上記をノートにメモ
待ち合わせは書店で =時間前に行こうとするし、待つことになっても大丈夫。
読む本は文字通り山積み、結局今読みたい本も後手に回ってしまう。
本でも、著者以外ほかのスタッフやゴースト、ほかの本のフレーズの寄せ集めは多い。
訳者は読者の代表
面(大体のページ)→線→点で必要なところを読む。
本の中の情報の優先順位をつけて、分けて読んでいく。
重要な部分はポストイット。
論文の決まり=序論で論文テーマの設定動機、どんな研究か、どういう研究方法で立証するのか、本論の構成は何か、各章にまとめたサマリー ここしか教授陣が読まないこともある。
要点シリーズを作るつもりで読む。
1日で50冊以上、にわか専門家になれる。