蔦と鸚鵡(ツタトオウム)―安野モヨコ紙版画集

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408107813

作品紹介・あらすじ

現代の「抒情」を描き出す、ファン待望の最新ビジュアルブック。独占ロングインタビュー/制作密着ルポ/安野光雅との特別対談ほか。描き下ろしを多数含む紙版画作品約50点を掲載。

感想・レビュー・書評

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  • ショワールの技法で
    同じ絵でも 全く違う配色を使い
    印象の違う作品をつくってらっしゃいます
    大正ロマンチックな 懐かしさと
    新しさ モダンな美しさ はかなさを
    感じる作品たち。抒情あふれる作品たちが
    見応え十分でした

  • 安野モヨコ紙版画集。

    「蔦と鸚鵡」っていうタイトルが、とても素敵です。
    中味ももちろん。

    なんというか、レトロな雰囲気が漂う不思議な本でございます。

  • 目の保養、心の栄養♪( ´▽`)
    イラストそのものはもちろん、色づかいが素晴らしく美しいです!

  • 美しいの一言! 手元に置きたい1冊。

  • 12月に、弥生美術館に「安野モヨコ展 レトロモダンな世界」を見に行った。ポショワールという版画技法で生み出された、レトロなモヨコワールドに釘付けになった。
    ご存知の方も多いと思うが、現在モヨコさんは朝日新聞連載の「オチビサン」以外の連載を休載している。ゆったりした時間の中で、今のモヨコさんが何を感じ、何を表現したいのかがこの一冊に詰まっている。ポショワールという技法は、何とも手間のかかる作業である。だからこそ表現される色の美しさ、抒情的な世界。版画って、こんなにも緻密な美しさがあるのか…と改めて知った。
    安野光雅氏との対談、モヨコさんへのインタビュー、モヨコさんがこよなく愛する「少女の友」画家の紹介、そして抒情詩とのコラボ。盛り沢山な内容に、ひたすらうっとりである。
    漫画家の枠を超えた、今回のモヨコ作品。いつか、また活動本格再開されるのを心待ちにしています。

  • 色使いが素敵。

  • すごく素敵。
    ただ、ポショワールの質感が感じられないのは残念…。でもこのお値段なら仕方ないというか安いと思う。
    イラスト集でなく画集に近いかと。展覧会観に行きたかったなぁ…。
    墨流堂の販売開始を心待ちにしています。

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著者プロフィール

3月26日生まれ。おひつじ座のO型。東京都出身。
1989年、別冊少女フレンド増刊「Juliet」より『まったくイカしたやつらだぜ』でデビュー。
代表作は『シュガシュガルーン』『ハッピー・マニア』『さくらん』『働きマン』『オチビサン』など多数。
『シュガシュガルーン』で第29回講談社漫画賞受賞。

「2020年 『シュガシュガルーン 新装版(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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