日本の瀬戸際

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408108827

作品紹介・あらすじ

東アジアの危機的な状態は、2011年から2012年にかけて、さらに深刻化する可能性がある!中国の野望、北朝鮮の企て、韓国の思惑、ロシアの目論見…。それぞれの利害が交錯する東アジアにあって、瀬戸際の日本は、はたして何をなすべきか。

感想・レビュー・書評

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  • 流石、森本氏らしい主張で民主党政権に対する外交・安保政策を今起こっている周辺諸国の動きやグローバルな視点からも、これからの日本はこのままでいいのか!警告を発している気がしました。

    平和が当然と思っていた日本国民には、その平和がどうしたことで
    これまで保たれてきたのか・・・

    民主党政権は、単に無駄削減というラベルで予算削減を主張し、政治主導という名の下に、貴重な予算をバラマキ続けているのではないでしょうか?

    国民皆で考えてほしい問題です・・・

  • 先日、NHKニュースインタビューでトランプ氏が米大統領に就任した事について、かなり興味深い発言をしていた。
    本書の余韻があるので、氏の意見への関心度がより高い。

  • 東アジアの情勢解説と、日米同盟をもっともっともっと…!という本。

    鳩山政権が日米同盟を危うくし、菅政権は発足後間もない、というころの本ですが、オスプレイの配備によって普天間問題はより大きくなり、民主政権は有事の際に米軍の基地利用を拒否する可能性がある、と危惧しています。さあ、当事者になった今、いろいろなことを、どう判断するのかと思ったら「住宅地を避けて飛んで、抑止力を発揮してください」…。
    著者は、自衛隊基地と米軍基地をすべて相互乗り入れし、普天間問題を解決しろ、と本書で提唱しています。普天間も岩国もまだまだ序盤ということか。アメリカは、鳩山政権の迷走によって、日本政府とは本音で話をしなくなっていると本書で触れられているのが、幸か不幸か、こういう持論の防衛大臣がいても、相手は聞く耳を持たないということか…。

  • 読了。まさに正論。

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著者プロフィール

防衛大学校卒業後、防衛省を経て1979年外務省入省。在米日本国大使館一等書記官、情報調査局安全保障政策室長など安全保障の実務を担当。初代防衛大臣補佐官、第11代防衛大臣(民間人初)、防衛大臣政策参与を歴任。2000年より拓殖大学に所属し、同大学の総長を経て、現在は同大学顧問・同大学名誉教授。主な編著書に『新たなミサイル軍拡競争と日本の安全』(編著、並木書房、2020年)、『次期戦闘機開発をいかに成功させるか』(編著、並木書房、2021年)、『台湾有事のシナリオ』(編著、ミネルヴァ書房、2021年)など

「2022年 『ウクライナ戦争と激変する国際秩序』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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