いっきに! 同時に! 世界史もわかる日本史 (じっぴコンパクト新書)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 362
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408109350

感想・レビュー・書評

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  • 日本史と世界史を同時進行で読めるのが面白かった。手塚治虫の絵がついてるのもお得。
    こうやって読むと、地球上は戦争だらけですね…

  • 面白い。世界史と日本史を並行して学びたかったのでちょうどよかった。

  • 日本で〇〇が起きていたときに世界では何が起きていたか、こうして並記してくれてると、複雑な世界史も頭に入りやすい。

  • まあそれなりに

  • 「魏志倭人伝」という書物がなかったって知っていましたか?実はこの魏志倭人伝というのは通称で、本来は「魏書」の中に書かれている一部分「東夷伝」のことだそうです。

     こういった人に披露できる豆知識も載せつつ、日本史の大きな出来事をピックアップして説明をしながら、その時代周辺の世界の出来事についても解説してくれるのがこの本の特徴といえると思います。

     例えば日本が鎌倉時代の頃外敵が押し寄せた事件(元寇)がありましたが、当然中国は元(モンゴル)が支配していることはわかりますがその他の海外がどんな様子なのかはパッとは出てこないと思います。
     実はこの時期にあった出来事としてはイタリア商人の息子として生まれたマルコ・ポーロが元のフビライ・ハンに面会を果たしています。またローマ帝国ではハプスブルグ家がついに台頭してきつつある時代なのです。

     上述のように、日本の出来事を解説しながらその当時の周辺諸国の説明をしてくれるので歴史を大きく理解してみたい方にはわかりやすい構成となっています。
     また、解説の随所に手塚治虫先生のイラストが書かれているのでそちらも楽しめます。

     個人的な感想としては体系的に学べるのはいい点ですが、一冊を短くまとめた結果さまざまな解説が短いために歴史に疎い人間が読むと政策や事件が頭に入ってこない恐れがあるかと思います。ただ、古代から現代までの大きな出来事を振り返りつつ歴史のおさらいをしてくれるため読んでいて退屈せずに読み進めることができました。

    図書館スタッフ(東生駒):homusa

  • 日本史と世界史、それぞれ別々に習うので、直接つながりのある時代でしか、それぞれの時代の繋がりは知らない事が普通な気がします。

    この本を読んで、卑弥呼の時代には、三国志で有名な曹操や劉備は既に亡くなっていたなんて…みたいな話が色々あって楽しめました。

  • 日本史、歴史ともに網羅していないとあまり楽しめない。勉強してから読み直します。

  • 何となく理解。だが手元に置いておくにはいい本。

  • 世界史初心者にはちときついです、地図がないのは…!

  • 平易に書かれていてよかった。日本と海外の歴史を対比しながら読めるので、別々に記憶していた様々な事件をリンクさせて覚えることができて良い。

著者プロフィール

1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業、早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。文教大学付属中・高校教諭。早稲田大学教育学部講師。教育活動の傍ら、精力的に執筆活動も行なっている。

「2016年 『大学入試問題から日本史を学びなおす本(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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