- Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408395098
感想・レビュー・書評
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日本人の英語苦手意識を見事に捉え、それを簡単に克服してしまう方法がここにあった。英語学習者の福音となるすばらしい本と思う。英語が必要になったら、この本に従っていれば、3ヶ月で「ぺらぺら」になれると思えた。英語恐怖症から解放された感じ。英語がしゃべれないと苦しんでいる人は是非この本を読んで勇気をもらって欲しい。
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Podcastの番組で著者が話されているのを聞いて「日本人がみんな英語を話せるようになったら、世界を制することが出来る〜」という言葉に共感して、買っちゃいましたよ。
良くある魔法の英語学習法かなぁ〜と、思ったら英会話学習の精神論でした。英語EQの向上、メンタルケアですね。
特にほとんどの日本人は「対人恐怖症」で、「白人崇拝病」だとしています。これが、なかなか説得力あるんですよね。
その為には
?対人恐怖症を治すために、一日一回、知らない人に声を掛ける。?下手な英語でも外国人にどんどん話す。
?大きな声で話す。?簡単な英語で大丈夫。英作文を薦めていました。
?自分をほめる。?最近はやりの英語脳の反対、日本語で考える。
?間違いやすい発音を押さえる。
BとV
LとR
SとTH
FとW
?英語の語順に慣れる
?言語的常識を使ったリスニング
?マンツーマンレッスンより1対2作戦
などです。
特になるほどって思ったのは「英語がペラペラってどんなレベル?」という話です。明確な基準が無くてこれは「自分よりできる人がペラペラだ」と言っています。確かにそうですよね。だから「自分は英語がペラペラだ」と宣言しようというのです。
なんか、読んだだけで明るく楽しくなってきそうです。ただ、私は最初の簡単な質疑応答で基本的な英語力の不足を指摘されしまいましたが。。。(汗) -
日本人が英語を話せるようになるための「心構え」について書かれた本でした。おそらく著者が2時間ぐらいの講演会で話すような内容をまとめたもの。著者の英会話教室に勧誘するための本のようなものです。本書で語られる「心構え」についてはまったくその通りだと思います。前半、直截的には英会話とは関係ないような雑談も多くて、ちょっとどうかなとは感じる。後半、ようやく日本人が英会話するときのコツについての具体的な内容もチラホラと。有用な部分は全部で10ページほどでしょうか。こんなんで書籍になるというのには驚く。
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英会話には「自分が英語は話せなくて当然」という開き直りが必要という簡単なことが書かれているが、実践するのは簡単ではない。大きな声で、わけの分からん英語をしゃべれば向こうが何とか理解しようとしてくれるというのはそのとおりかもしれないが・・・ブロークンすぎないか。いずれにしてもメンタリティの問題は重要だ。
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本書の前半の半分を、自分自身(自分への国や民族)について自信を持つことに割いている。こういう英語の本は初めてみたけども、自身への自身の欠如が能力があるにもかかわらずに英語を話すことへの自信なさにつながっているというのは、恐らく正しいと思う。つまりは、能力的な問題ではなく、大部分は、心理的な問題だということ。
そして、正しい英語でなくてもいいというのは真なりと思う。英会話教室や英語番組のような、正しい文法を追い求めるから英語をいつまでたっても話せないというのは、ハッとさせられた。
そして、推理力。すべてが聞き取れなくても、シチュエーションと理解できた単語だけで話の6~7割は推測可能だという事実。これは本当だと思う。病気で一時的に難聴になったときに、仕事内容が変わったら、周囲が何をいっているのかわからなくなった。結局、聞き取れていなくても、状況と単語から推測して今まで言葉を理解していたんだと悟った。要するに、普段から私たちは母語を全部聞き取れているわけではない。なおさら、外国語を聞き取れるわけなどないのだ。
この本は、英単語や英会話集が記載された本ではないけども、英語上達への道をきちんと示していると思った。 -
英語はできませんと自虐的に答える人には一読を勧めたい。
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英語をなぜ話せるようにならないかを、日本人の内面性や考え方にスポットをあてていて面白い。
納得できる。日本人の英語に対しての意識は少し独特だと思わざるを得ない。
実践的には、一見簡単なことだらけ。
簡単に言えばI can speak English! と自分で思う。
英語を話してあげるから、理解してよね、という気の持ち方。 -
いわゆるテクニック本ではなく、英語をしゃべれる様になる為に必要なメンタリティーを説いた本。
恥ずかしがんなよ。
別に白人が偉いわけじゃないし。
つーか、日本人って(日本語の特性から)声は小さいし、かっこつけのびびりだからだめなんだよ!
留学って単語がわからなくても、”海外で勉強する”って言えばいいじゃん。もっと柔軟に頭を使えよ。
LとR、SとTH、BとVとかだけ発音がんばれ。
っていうか、英語圏の子供もここらの発音出来ないから子供の頃矯正するし。
だいだい日本語でもしゃべれない奴が英語でしゃべれるわけないじゃん。
という内容がとても優しく、コミカルに書かれている。
帯に”福岡”という単語があって手に取ったけど、福岡は全然関係なかった^^;;
「これから、気楽に英語がんばろうかな〜」と前向きに思える本。
英語学習のスタート前、くじけそうな時に読むと良いかも。