えっ?本当?!地図に隠れた日本の謎 (じっぴコンパクト)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 118
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408420073

感想・レビュー・書評

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  •  日本の地図や地理にまつわる雑学本。著者の浅井建爾さんは『知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎』などの著作で知られています。

     例えば、最高気温が日本で一番低い県庁所在地はどこ?など、いざ読んでみると予想を裏切られるようなネタで満載です。好みはあるでしょうが、どの項目を読んでもなるほど~と思いました。

     個人的に、現在の東京23区になる前に、1889年に誕生した15区、その後1932年に市域を拡大して35区、それから戦後にGHQから区を統合せよとの命令で22区になり、板橋区から練馬区が分離して現在の23区になったんだと歴史的な経緯を全然知らなかったのでへぇ~、とついつい言ってしまいます。
     明治の文豪の作品にも、そう言えば小石川区とか牛込区とか出てきたなあと、脳の奥底の記憶を無理矢理引っ張り出してみます。

     各章でいろいろな雑学が細切れで書かれている感はありますが、どの項目もなるほど~、と思えるネタがあります。

  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • 前作『日本全国「県境」の謎』は結構面白かったのだが、オモシロは前作で使い果たしこの本は重箱の隅に残ったもので構成された感じ。途中から流し読みで読み終わりました。

  • 豆知識が並んでいるだけかと思ったのですが、最後の方に道州制の区割り案が載っていました。副州都を提案してあったのですが、それは珍しい意見のような気がしました。でも3つも副首都を作る位なら細分化した方がましな気もします。後、長野、静岡、福井、三重については県を分割というのも、避けられない意見の様にも思えます。もっとも、先に州都ありきで考えるならという話ですが。

  • [ 内容 ]
    小国・日本の面積が実は世界第9位だった?
    日本アルプスの名峰がどんどん沈んでいく?
    なぜ北海道と沖縄の人はマイホームを持ちたがらないのか?
    日本人なら日本のことをよく知っていると思ったら大間違い!
    ベストセラー『知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎』の著者による、学校では教えてくれない地理の知識を満載したスーパー面白本。

    [ 目次 ]
    1 日本の地形と自然の不思議(日本の面積は世界第9位?!-日本海は国土の3倍もある巨大な湖だった かつて日本に富士山より高い山がそびえていた?-国土の4分の3を占める山地と山脈 ほか)
    2 地図では分からない日本のすがた(人口の多い県、少ない県-20倍にも広がった人口格差 アンバランスな都道府県の面積-人口密度と面積は反比例する? ほか)
    3 これだけは知っておきたい日本の文化と産業(牛肉のブランド「松阪牛」、その定義は?-同じ市内の牛でも松阪牛とそうでない牛がある なぜ東日本は豚肉が好きで、西日本は牛肉が好きなのか?-東日本と西日本で大きく異なる食文化 ほか)
    4 地図で見つけた意外な事実(7島しかないのになぜ十島村?-かつて村の中を「国境」が走っていた?! 東京湾に浮かぶ人工島、海堡の正体は?-関東大震災で崩壊した第三海堡 ほか)
    5 「県庁」の謎、「道州制」のゆくえ(栃木県庁はなぜ宇都宮に移転した?-本当の狙いは民主勢力の弱体化 群馬県の県庁所在地は高崎だった?-県庁が高崎と前橋を行ったり来たり ほか)

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2009.9.26読了

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著者プロフィール

地理・地図研究家。日本地図学会会員。青年時代に自転車で全国を旅行して以来、地図、地名、鉄道など「地理」を題材にした著作活動を続ける。著書に『駅名・地名 不一致の事典』『難読・誤読駅名の事典』『平成の大合併 県別市町村名事典』(以上、東京堂出版)、『ほんとうは怖い 京都の地名散歩』(PHP研究所)、『知らなかった!驚いた!日本全国「県境」の謎」(実業之日本社)、『日本の道路がわかる事典』(日本実業出版社)、『日本全国「駅名」地図帳』『50歳からの「青春18きっぷ」の旅』(以上、成美堂出版)など多数。


「2023年 『日本全国 奇妙な県境・市町村境の事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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